昨年公開され話題となった実写版『ライオン・キング』の続編(前日譚になる可能性も有)の製作が決定し、監督は『ムーンライト』を手掛けたバリー・ジェンキンスが務めることが決定したが、なぜ前作の監督ジョン・ファヴローは今回監督を務めないのだろうか?
[PR]ジョン・ファブローといえば、2008年にマーベル・シネマティック・ユニバース作品『アイアンマン』を監督し、大ヒットさせた。続編『アイアンマン2』で引き続き監督を担当する一方で、ロバート・ダウニー・Jr.が演じる主人公トニー・スタークの運転手ハッピー役で出演していたことでも話題となった。さらに、2014年の『シェフ 三ツ星フードトラックはじめました』では監督・脚本・製作・主演を務め、その感動的なストーリーが話題に。そのほか『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』で製作総指揮を務めるなど、大ヒット作品に欠かせない存在となった。
そんなジョンは、ライオンキングシリーズ生誕25周年記念作品で実写版『ライオン・キング』の監督と製作を務め、こちらも大ヒット作へと導いた。実写版『ライオン・キング』の続編の製作が決定した際、ジョンがメガホンをとることに期待したファンも少なくないだろう。彼が『ライオン・キング2』の監督に復帰しない理由は本人や公式から明らかにされていないが、映画サイトScreenRantは、単純にスケジュールと彼の優先順位の問題ではと予測する。ジョンはハリウッドで最も多忙な人々の一人であり、現在は「マンダロリアン」でスターウォーズの現在と未来の舵取りをしていることも、原因の一つとして考えられるのだろう。
ジョンは他にも現在、初のビデオゲームを完成させ、ネットフリックスのシリーズ「The Chef Show」の新しいエピソードの撮影を続けている。
超多忙のジョンは、続編の監督するのがスケジュール的に不可能だったのかもしれない。しかし、彼が続編をプロデュースするなど、何らかの形で関わるのではないかとウワサするファンも多い。