『アクアマン』で知られる女優のアンバー・ハード。元夫ジョニー・デップと彼女の訴訟については、ここ数日、比較的静かな状態が続いていたが、アンバーの弁護団は、ジョニーに宣誓証言に対応してもらうため、さらにいくつかのコメントを発表した。
今週、アンバーの弁護士は、ジョニーに宣誓証言のためにアメリカに戻るようにいくつかのコメントを発表。さらに、Deadline経由で報道された覚書では、アンバーの弁護士は、ジョニーとワーナー・ブラザースの両方が『ファンタスティック・ビースト3(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them 3)』の撮影の正確な日にちを明かそうとしないと主張している。
前作『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』ゲラート・グリンデルバルドを演じたジョニー↓
さらにジョニー側はヨーロッパをまわり、映画祭などに参加しているため、宣誓証言のためアメリカに戻ることを拒否しているとの報道も。アンバーのチームは、ジョニーに3日連続でアメリカでの宣誓証言に応じるよう求めている。
また、アンバーも忙しく、『アクアマン2』のメラ役の仕事を控えている。しかし、この映画は春まで制作が予定されていないと報じられており、おそらくジョニーのチームが要求していた裁判の日程と衝突する可能性があるとのことだ。本作の正確な撮影日はまだ決定していない。
『アクアマン』メラを演じたアンバー↓
ジョニーとアンバーは『ラム・ダイアリー』で共演後、熱愛が発覚し2015年2月に結婚。しかし翌年の2016年にアンバーが離婚を申請し、さらにはジョニーからDVを受けていたことを主張。ジョニーは、英メディア「ザ・サン」誌に「妻を殴るもの」と書かれたことで提訴していた。
今年7月、ロンドンにてジョニーの英メディア「ザ・サン」誌に対する名誉毀損裁判が行われ、アンバーが出廷。日に日にお互いの対立は激化していった。その後ジョニーは、アメリカにてアンバーに対し名誉毀損で損害賠償5000万ドル(約52億円)を求めて提訴。一方でアンバーがジョニーに1億ドル(約106億円)を求めて提訴するなど、泥沼裁判はまだまだ続きそうだ。