今年7月、ドラマ「glee/グリー」に出演していた女優のナヤ・リヴェラが水難事故により33歳という若さでこの世を去った。しかし彼女が残した軌跡は、彼女の家族や友人、共演者たちの心に深く刻まれている。
「glee/グリー」で共演していた俳優クリス・コルファーも、彼女の死に胸を痛めた1人だ。クリス・コルファーが演じたカート・ハメルというキャラクターは、ナヤ・リヴェラ演じるサンタナ・ロペスとたびたび衝突していた。しかし、最終的に仲を深め、親友同士になっている。クリスは実生活でも、ナヤのことを「クールなお姉ちゃん」と呼んでいた。
9月30日、カリッサ・キュリナーが司会をつとめるトーク番組「Daily Pop」に出演したクリスは、ナヤとの思い出を振り返り、何度も彼女に元気づけられたことを明かした。
クリスは、「ほとんどの人は知らないだろうけど、彼女はぼくが落ち込んでいればいつだって、ある人のモノマネをして元気づけてくれたんだ」と語る。クリスの一番の思い出は、「ナヤのモノマネ」だったのだ。
特に彼が気に入っていたのが、ナヤの「陪審員を務めるキム・カーダシアン」のモノマネだという。「あれを見せられると、ぼくはいつもお腹を抱えて笑ってしまうんだ」と振り返った。
作家としても活躍するクリスは最近、16作目となる小説「A Tale of Witchcraft」を出版した。クリスはこの作品について、「魔女と魔法、それに魔法を退治しようとする男たちが織りなす神秘的な物語」だと語っている。
そして、「もしこの作品でうまく伝えられていたら、親と子供がメンタルヘルスや気分の落ち込みについてオープンに話せるきっかけになってほしいと思っている」と作品に込めた思いを明かした。
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