ユニバーサル・ピクチャーズが『ワイルド・スピード/ジェットブレイク(原題:Fast&Furious9)』の2度目の延期を決定。2021年5月に米劇場公開を予定しているとのことだ。ScreenRantなどが報じている。
『ワイルド・スピード』といえば、ここ数年で最大の映画フランチャイズの一つとなり、9作目となる新作の公開を待ちわびているファンは世界中にいる。監督は『ワイルド・スピード EURO MISSION』(2013)以来のシリーズ復帰となるジャスティン・リン。主人公ドミニク・トレット役のヴィン・ディーゼルをはじめ、オリジナルファミリーの面々がカムバックを果たし、『ワイルド・スピード ICE BREAK』(2017)でファミリーの前に立ちはだかったサイファー役のシャーリーズ・セロンらも再登場、そしてファミリーの絆を揺るがす新たな敵も参戦する。
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』|第一弾予告 2021年全国公開
本作は当初今年の5月に劇場公開されることが決定していた。しかし、新型コロナウイルスの影響により、映画館は閉鎖へと追い込まれ、延期を余儀なくされていた。ユニバーサルはこの新型コロナウイルスのパンデミックを受け、公開日を2021年4月に延期したが、この度また延期されることとなった。新しい公開日は2021年5月28日だ。これは、ジェームズ・ボンドのシリーズ25作目となる『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の公開日が2021年4月に延期となったことが関係しているようだ。
ちなみに2021年5月28日は、ディズニーがエマ・ストーンを主演に迎えた『Cruella(原題)』の公開日でもある。今年公開を期待されていた大作は、来年までお預けのようだ。この米公開延期は、日本の公開日にも影響を与えることだろう。現時点では、日本の新たな公開日は明らかとなっていない。