2004年に公開され大ヒットした映画『ミーン・ガールズ』。この映画のタイトルから「ミーン・ガールズ・デー」と名付けられた10月3日、同作のキャストがオンラインで再集結し、制作の裏側などを語り合った。
再集結に登場したのは、ティナ・フェイ、リンジー・ローハン、レイチェル・マクアダムス、アマンダ・サイフリッドら懐かしの面々だ。司会はキャスターのケイティ・クーリックが務めた。リンジー・ローハンはこのメンバーが集まったことについて、「プレミア以来ね」と語っている。
さまざまなトークが繰り広げられる中、リンジーは当初、ケイディ・ヘロン役ではなくレジーナ・ジョージ役を希望していたことを明かした。「私、本当はレジーナ役をやりたかったの。当時ちょうど、『彼女は夢見るドラマクイーン(現題:Confessions of a Teenage Drama Queen)』を撮っていてね、その役柄がしっくりこなかったのよ」と語ったリンジーは、「私は、私が可愛くなれるような映画に参加したかったの。でも台本を何度も何度も読むうちに、だんだんキャディーとの共通点が見えてきたのよ」と付け加えた。
また学校内で華やかな存在でありながらも「史上最強のバカ」というキャラクター、カレンを演じていたアマンダ・サイフリッドは当時の心境について、「私、この役できる!って思ったわ。私自身が高校生の頃、学校内の修羅場を避けたくて同じようなキャラクターで通してたから」と語っていた。
公開から15年以上経つにも関わらず、この作品にはいまだにファンも多く、キャスト陣も続編を望んでいるようだ。
なお、ブロードウェイミュージカル版「ミーン・ガールズ」は映画化が決定している。ティナ・フェイは今年1月に答えたインタビューにて、「『ミーン・ガールズ』がまた映画館に戻ってくるなんて、とても楽しみだわ。映画でも、ミュージカルでも、多くの方々に楽しんでいただけたことはすごく光栄」と語った。さらに、「もう16年も、このキャラクターと一緒にいるのよ。私にとっては、マーベル・ユニバースと同じ。愛すべき存在よ」と付け加えていた。