楽曲「ジャンプ」などのヒットソングで知られている米ロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のリーダー兼ギタリスト、エドワード(エディ)・ヴァン・ヘイレンが65歳で死去したことがわかった。各メディアが伝えている。
エディ・ヴァン・ヘイレンの息子であるウルフギャング・ヴァン・ヘイレンは10月6日、SNSを通し父が亡くなったことを報告。患っていた喉頭がんと長年の闘病の末であったという。
ウルフギャング・ヴァン・ヘイレンは「このようなことを書かなくてはならないのが信じられませんが、私の父、エドワード・ヴァン・ヘイレンは長く苦しいがんの闘病の末、今朝なくなりました」と、父の死を報告。「彼はこの上なく素晴らしい父でした。オンステージでもオフステージでも、一緒にいられた時間は贈り物のようなものだった。私の心は壊れていて、この喪失から完全に立ち直ることはないと思います。パパ、本当に愛しているよ」と、彼を失った悲しみを綴った。
— Wolf Van Halen (@WolfVanHalen) October 6, 2020
また、エディと1981年から2007年もの間結婚していたヴァレリー・バーティネリも、SNSにコメントを投稿。「40年前にあなたに会った瞬間、私の人生は永遠に変わった。あなたは私に真実の光、息子のウルフギャングを与えてくれた。難し肺がんの治療の間でも、あなたはそのやんちゃな笑顔を忘れなかったね」と書いたヴァレリー。エディの最後を見届けることができたようで「ウルフィと私が最後の瞬間まであなたを抱きしめられたことに感謝しているよ。また来世で会おうね」とメッセージを送っている。
TMZによると、彼が亡くなる際は妻のジェイニーと、兄のアレックス・ヴァン・ヘイレンもそばにいたという。
エディ・ヴァン・ヘイレンはロックバンド「ヴァン・ヘイレン」のフロントマン。同バンドは1972年より活動を開始し、数々のヒット曲を生み出した。エディによる「ライトハンド奏法」を広く普及させた事でも知られる、世界的にも有名なロックバンドである。
彼は2000年に舌がんが発覚し、バンド活動を中断。その後完治したといわれているが、2007年頃には体調を崩したことでリハビリ施設に入った。しかし同年9月にはヴァン・ヘイレンのツアーを再開していた。