ピクサー最新作『ソウルフル・ワールド(原題:Soul)』。本作は11月に劇場公開予定だったが、米ディズニーがディズニープラスでの配信を決定した。
[PR]『ソウルフル・ワールド(原題:Soul)』は、『トイ・ストーリー』制作から25周年という記念すべき年に贈る最新作。ピクサーの原点『トイ・ストーリー』(95)では原案を、『モンスターズ・インク』(01)で監督デビュー、『ウォーリー』(08)では脚本原案&製作総指揮、そして監督作としてアカデミー賞長編アニメーション賞を獲得した『カールじいさんの空飛ぶ家』(09)『インサイド・ヘッド』(15)では世界中に感動の渦を巻き起こすなど、ピクサーの“感動作”には欠かせないピート・ドクターが監督を務める注目作だ。
当初は6月19日に米公開予定だった本作。その後、米公開を11月20日へと延期していたが、ここで劇場公開を断念してしまったようだ。
ディズニーはピクサーの『ソウルフル・ワールド』を2020年12月25日、ディズニープラスで公開することを発表。
またディズニープラスが利用できない海外でのマーケットでは劇場公開されるのだという。ディズニーのCEOであるボブ・チャペックは「私たちは、12月にディズニープラスにて、ピクサーの壮大で感動的な『ソウルフル・ワールド』を観客とシェアすることに、とても興奮しています。人と人とのつながりと世界での自分の居場所を見つけることをテーマにした、本当に心温まるユーモラスなストーリーは、このホリデーシーズンにご家族でお楽しみいただける作品になることでしょう」とコメントした。
ディズニーが、劇場公開をスキップしてディスニープラスで配信を決定したのはこれが初めてではない。ディズニー史上最強ヒロインを描くファンタジー・アドベンチャー『ムーラン』は度重なる公開延期の末、ディズニープラスでプレミアアクセスとして配信されることが決定し、9月から配信されている。
日本での公開に関しては、未だディズニープラス配信になるかどうかは発表されていないが、現在(10月9日時点)のところ12月11日(金)公開予定である。