世界中で熱狂的なファンも多いファンタジーシリーズ『ハリー・ポッター』。その劇場版作品のある事実に関して、ファンの間で衝撃が広がっている。
その事実というのが、主人公ハリー・ポッターのライバル役で強烈な印象を残したキャラクター、ドラコ・マルフォイの出演時間の合計が、映画全8作品でわずか31分間しかないというものだ。
ドラコ・マルフォイはイギリス出身の俳優トム・フェルトンが演じ、作品内ではスリザリン寮の生徒としてハリーと対立する立場にあった。
ハリー・ポッターにとっては長年のライバルであるはずのドラコだが、インターネット・ムービー・データベースが記録している彼の出演時間を合計すると、8本の作品でわずか31分間しかなかったことが明らかになったのだ。
この記録が先日作品のファンによってツイートされたのだが、あまりの短さにファンの間に衝撃が広がった。
あるファンは「ドラコの出演時間が、全作品の合計19時間40分の中でわずか31分間しかないなんて、なんとも腑に落ちない」とコメントしている。
さらに驚くべきことに、2007年に公開された劇場版版5作目の『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』での出演時間はたったの15秒だった。
なおツイッターでは、「ドラコを演じたトム・フェルトンは、わずか31分間のために10年以上も髪を金髪に染め続けなければならなかったのか。もっと良い扱いでもよかったはずなのに」といったトムの役への献身ぶりに同情するコメントもみられた。
一方、「この映画はハリー・ポッターだ。ドラコ・マルフォイじゃない。脇役ばかり長時間見ても仕方ないだろう」と、彼のストーリー内での役割に納得するよう呼びかけるようなコメントも上がっている。
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