俳優のブレイク・ジェンナーが、元妻である女優のメリッサ・ブノワから告発されたDV疑惑について初めて言及した。その中で、彼自身も元妻からDVを受けたと主張している。
10月8日、ブレイク・ジェンナーはインスタグラムに長文のテキストメッセージを投稿した。メリッサ・ブノワがブレイクからのDV被害を訴えたのは11か月前のこと。ブレイクのインスタグラムはこの告発以降更新されていなかった。
文面では11か月の間、「羞恥心と恐怖心から」沈黙を貫いていたことがつづられており、「でも、言っておかなければいけないことがあった。公の場だけでなく、プライベートで影響を受けた人々や自分自身のためにも」とつづけた。
そしてメリッサの訴えについては、「感情的にも、精神的にも、肉体的にも、傷つけてしまったことについては全面的な責任を負う」としながらも、携帯電話を投げつけたことについては「一時的なイライラからしてしまったことで、彼女を狙ったわけではない」と弁明している。
さらに、ブレイクはメリッサからも暴力があったことを主張。「お互いに精神的、肉体的な暴力があった」とつづり、メリッサからは何度もひっかかれたり、引っ叩かれたり、パンチされたりしたことを告白。体の傷を隠すために周りにウソをついていたとも語った。
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しかしながらブレイクは、今後この件についてメリッサと話し合う機会を持つつもりはないという。
そしてメッセージはメリッサへの謝罪で締めくくられていたおり、「もっと違うようにやれていたらって思うことはたくさんある。今後また同じ痛みを味わうようなことはしたくないし、同じ過ちも繰り返さない。ぼくの人生で求められていることに一生懸命取り組むよ。君と君の家族が喜びと愛に満ち、健康で過ごせることをただ祈っている」とつづられていた。
なお、メリッサ側は今回のブレイクの主張についてとくにコメントを出していない。