人気歌手で女優のセレーナ・ゴメス(28)が、新型コロナウイルスのパンデミックの初期にうつになっていたことを告白した。
先日、セレーナ・ゴメスは、アメリカの医師で前公衆衛生長官ヴィヴェック・マーシーと対談を行い、その様子を動画で公開した。
メンタルヘルスをテーマに、対談でセレーナは新型コロナウイルス大流行の初期にうつに苦しんだことをシェアした。セレーナは「最初はうまく対処できなかった。ちょっとうつになってしまったの」「それから私は積極的に曲を書いたり、アクティブになるようにシフトし始めたの。おそらくそういう時間を余儀なくされたと思うけど」とロックダウンの初期の心の状態を明かした。
さらにセレーナは「私の仕事はたくさんの旅行、人とのつながり、人々を幸せにし、そして私も幸せになることだから、パンデミックはとても苦労したの」と、ロックダウンや自粛期間で旅行や人との接触がなくなってしまい、辛かったようだ。
また、セレーナは「ゆっくりと収束に向かい、自分がやっていることが出てきていることに気づいたの。それは私にとってとてもワクワクすることだったわ。私はメンタルヘルスのために10年間で1億ドル(約110億円)に到達することを目標とするビューティーライン(『レア・ビューティー』)のような個人的なことにも取り組んできた。そして最近はスタジオにも行くことができたの。それで私は完全にまた出るようになれて、私はそれを処理するのに、必要な方法でうまくやらなければいけないと思った。そしてそれを乗り越えた適切な人々と適切なことを行い、クレイジーにならないために適切なステップを実行したの」と明かした。
セレーナは、7月の自身の誕生日に寄付団体「The Rare Impact Fund」を設立したことを発表。この団体はメンタルヘルスのサービスを十分に受けることができないコミュニティを支援するといったものだという。寄付の目標金額は10年で1億ドル(約110億円)。セレーナのコスメブランド「レア・ビューティー」の全商品の売り上げの1%もこのファンドに寄付されると明らかにしていた。