女優のニコール・キッドマンが、元夫で俳優のトム・クルーズと結婚していた時代に、とあるセレブカップルとダブルデートをしたことを振り返った。
ニコール・キッドマンとヒュー・グラントの対談
ニコール・キッドマンとトム・クルーズは1990年~2001年の11年間結婚しており、夫婦で映画『アイズ・ワイド・シャット』(1999年)もダブル主演した。離婚して以来、トムのことや彼との結婚生活について話すことはあまりない。ニコールは現在、ミュージシャンのキース・アーバンと結婚し、幸せな生活を送っている。
ニコールは今回、英俳優ヒュー・グラントと共にMarie ClaireのZOOMインタビューに登場。2人が共演しているHBOのリミテッド・シリーズ「The Undoing」のPRをした。
この12分のインタビューで、ニコールとヒューは初めて出会った時の思い出を語った。それはニコールがトム・クルーズと結婚している時代だったといい、彼女は「出会った時は20代だったよね、ヒュー」というとヒューは「そうだね、ロンドンのThe Ivyだったね。君とトム・クルーズと、僕とエリザベス・ハーレイがいた。あとジョン・デュイガンもいた?誰がいたかもうわからないね」と、出会った時はニコール&トム、ヒュー&ヒューの元交際相手で女優のエリザベス・ハーレイとのダブルデートであったと話した。
またニコールは、実の妹でジャーナリストのアントニア・キッドマンもその場にいたと話した。
ニコールはトムと離婚後、彼との結婚生活などをかたくなに語らないことで知られているため、今回少し触れただけでも珍しいことだ。4人はその場で何を話したのだろうか。
またこのインタビューでニコールは「『ラブ・アクチュアリー』に出演するかもしれなかったの。小さな役だったけどすごくやりたかった。でもジュリア・ロバーツがその役をやったんだ」と、ヒューの代表作のひとつである『ラブ・アクチュアリー』のエピソードも明かしている。
ニコールは先日、The New York Timesのインタビューに登場。そこでスタンリー・キューブリック監督の遺作ともなった『アイズ・ワイド・シャット』にトムと夫婦で出演した際の事を珍しく振り返ったことも話題となった。
「私たちの結婚はうまくいっていたし。シーン撮影のあとにゴーカートに行ったりしていたしね。宿を借りて、夜中3時にレースしたり。他に何を言っていいかわからないな。多分、私は過去を振り返って分析する能力がないのかも。それかしたくないだけ」と、当時トムとの結婚はうまくいっていたと振り返った。
さらに「誤解されているのは、私たちはトムと仕事をするのが大好きだった。あの映画は2年かけて撮った。私たちには2人子供がいたし、控室であるトレーラーで暮らして、スパゲッティを作ったりした。スタンリー(監督)はたまに私たちと食事をするのが好きだったからね。最高の監督と一緒に仕事をして、同時に撮影現場での生活もエンジョイしていたのよ」と、公私共に楽しんだと明かした。トムとニコールは、イザベラとコナーという2人の子供を養子として迎えている。