人気歌手のジャスティン・ビーバーが、新曲「Lonely」をリリースした。
「Lonely」は、何度もタッグを組んでいる音楽プロデューサーのベニー・ブランコと制作した楽曲で、ビリー・アイリッシュの兄で音楽プロデューサーのフィネアスも制作に携わっている。
「みんなぼくの名前を知ってる/でもまだ変な感じがするんだ/鏡を見るように/自分を安定させるようにして他の誰かと付き合ってみる/もう今では全てが同じではないんだ/ぼくたちの人生すべてが変わってしまったように感じる/年を取った時、すべては落ち着くだろう/でもまだ苦しいんだ」「すべてを持っていても誰も電話する相手がいなかったらどうする?/多分それならぼくのこと知ってるよね/ぼくはすべてを持っていたから/でもだれも聞いてくれない/それはただの孤独なんだ」「ぼくは本当に孤独だ」と歌っている切ない楽曲で、ジャスティンの心の叫びのような歌声が心に響く。
またリリースと同時に公開されたミュージックビデオでは、映画『ルーム』『ワンダー 君は太陽』で知られる俳優のジェイコブ・トレンブレイ(14)が登場している。
【動画】Justin Bieber & benny blanco – Lonely (Official Music Video)
ビデオでは、ジャスティンの最初の世界ツアー「マイ・ワールド・ツアー」の衣装を着た、当時のジャスティンそっくりなジェイコブが登場。スタッフに呼ばれ楽屋から出てくるジェイコブは、ジャスティンが好きなアイスホッケーを少しだけして、ステージへと向かう。
表情は暗いままステージに登場するジェイコブ。誰もいない会場で遠くをずっと見つ歌うジェイコブ。そして客席にはジャスティンが座っており、ジェイコブのことを見つめている。まるで10年前の自分を見つめているかのようなシーンに、ジャスティンの当時の孤独とツライ心境がうかがえる。
この楽曲とビデオにファンたちは「なぜジャスティンを嫌うのかわからない。彼はいい人で手助けをするすばらしい人間なのに」「当時からずっとジャスティンのファンの私にとってこの映像は泣ける」「ジャスティンは映像を通して彼の人生を私たちに教えてくれている」といったコメントを投稿。
また、ジャスティンはツイッターで「『Lonely』がリリースされたよ。正直、人生の中のこれらの章のいくつかを通過するのがどれだけ大変だったか考えると、この曲を聴くのは大変なことなんだ。脆弱性を表現することはパワフルなことだと信じているから、だからこの曲はとてもパワフルなものだと信じています」と書きつづり、さらにジェイコブについても「ジェイコブ・トレンブレイは本当に才能にあふれている。外側から彼がぼくのことを演じているのを見るのはとても感動した」とコメントしている。
#Lonely is out now w @itsbennyblanco. To be honest the song is hard for me to listen to considering how tough it was to get through some of these chapters. I believe it is powerful to express vulnerability and that’s why I believe this song is so powerful https://t.co/bRrnvYuy9E pic.twitter.com/ZuyiOkbfah
— Justin Bieber (@justinbieber) October 16, 2020
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