人気スパイ映画『007』シリーズの次のジェームズ・ボンドはいったい誰になるのか、常に話題となっているが、これに関して同作のプロデューサーがコメントした。
ジェームズ・ボンドといえば、1962年から公開されている名作スパイ映画『007』の主人公で、これまでにショーン・コネリー、ジョージ・レーゼンビー、ロジャー・ムーア、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンと、数々の名俳優たちが演じてきた。
そして2005年からは俳優のダニエル・クレイグがボンド役に選出され、来年公開される『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でダニエル・クレイグによるボンドは最後となることから、次期ボンドはいったい誰になるのか常に話題の的である。
そんな中、同作のプロデューサーであるバーバラ・ブロッコリが、次期ジェームズ・ボンドについてコメントした。バーバラ・ブロッコリが率いるイーオン・プロダクションズは、元々父の故アルバート・ブロッコリの会社で、1962年の『007 ドクター・ノオ』以来シリーズを製作し、バーバラは17歳のとき、『007 私を愛したスパイ』から作品に携わっている。
先日「Total Film」のインタビューに応じたバーバラは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の後は誰がボンド役を務めるのか聞かれると「私はいつもこう言うのです。あなたは一度に一人とだけ恋に落ちることができると。最新作が公開されてしばらく経ってから私たちは未来のビジネスに取りかかる必要があります。今のところ、ダニエル以外のことは考えていませんよ」と、今は最新作に集中していることを明かした。
さらにバーバラは「各俳優が役を再考した方法で、それを再考する必要があるでしょう。それがこのシリーズのとてもワクワクすることなんです。キャラクターは進化するのです。最終的に私たちがそのことについて考えなければいけないとき、私たちは適切な俳優を見つけ出すでしょう」と続けてコメントした。
またバーバラは「ボンドは白人である必要はありません」と、多様性を考慮していることも明かしているが、以前にはボンドが女性が務めることはないともキッパリと答えている。
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