『オーシャンズ11』や『マイレージ、マイライフ』などで知られる人気俳優のジョージ・クルーニー。彼はなんと、名作恋愛映画『きみに読む物語(原題:The Notebook)』のプロジェクトに参加する予定だったと言う。
ジョージ・クルーニーは、第64回BFIロンドン映画祭にて、ネットフリックス新作『ミッドナイト・スカイ』のプロモーションのため、バーチャルチャットに参加。その時、名優ポール・ニューマンとともにニコラス・スパークスの小説に基づいた『きみに読む物語』に参加しそうになったことを語った。
ポール・ニューマンは3度のアカデミー賞を受賞した名俳優で『明日に向かって撃て!』や『スティング』などで知られる。彼は2008年にがんとの長い闘病生活の後、83歳で惜しくもこの世を去った。
Deadlineによると、ジョージは「(ポールと)一緒に『きみに読む物語』をやろうと思っていたんだ。僕は、彼の青年時代を演じるつもりだった。僕たちは直接会って話して『これだ!』となった。素晴らしいものになるってね」と語った。
しかし、ジョージはその後、ポールの名作を何本も鑑賞し、難しいことだと悟ったようだ。「彼は今まで見た中でも最もハンサムな男性の一人。僕は似ていない。これは無茶だって思った」とジョージは振り返った。「僕たちは一緒に仕事をしたかったから、それ(『きみに読む物語』)をやりたかったけど、結局、僕たちにとって正しいことではなかったんだ」とコメントした。
『きみに読む物語』は、ライアン・ゴズリングが主人公のノアの若かりし頃を演じ、歳をとったノアをジェームズ・ガーナーが演じた。もしジョージとポールが演じていたら、また違う魅力を放つ作品になっていたのかもしれない。
ジョージ・クルーニーが監督・製作・主演を務めるネットフリックス映画『ミッドナイト・スカイ』は、12月よりネットフリックスにて独占配信開始。