大人気SF映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター、ルーク・スカイウォーカー。エピソード8となる『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』にて甥のカイロ・レンとの激闘の末命を落とした彼だったが、原作者ジョージ・ルーカスの構想でも、彼はエピソード8で命を落とす予定だったことがわかった。ルーカスフィルムのメンバー、パブロ・ヒダルゴの最新著書「Star Wars: Fascinating Facts – Story, Lore & History From the Greatest Galaxy(原題)」によって明かされている。
パブロ・ヒダルゴは著書の中で、「『最後のジェダイ』の製作が始まる数年前の2012年、ジョージ・ルーカスはエピソード8の中でルーク・スカイウォーカーが命を落とすという展開を想定していた」とつづっている。本作で監督をつとめたライアン・ジョンソンの考えた展開と全く同じというわけではなさそうだが、少なくともジョージ・ルーカスのなかでも、ルークが命を落とすことは決まっていたようだ。
ルーク・スカイウォーカーを演じた俳優マーク・ハミルも、「最後のジェダイ」以降、ルークの最期に関する自身の意見を何度もたずねられていた。マーク・ハミル自身は、作品の展開に反対だったようだ。
マークは「監督のライアンに言ったんだ。『ジェダイは絶対に諦めない』って。もし、ルークに何かあったとしても、彼なら1年かけて新たにチームをつくり直しただろう。でももし彼が間違いをおかしたとしたら、彼はその間違いを正そうとするだろう。だからぼくたちの間には、根本的な認識のズレがあったんだ」と当時の心境を語っている。
さらに、「でも、これはぼくのストーリーではないからね。他の誰かのものだ。ライアンはただ、エンディングをより良いものにするためにぼくにきちんと演じてほしかったんだよ」と付け加えている。
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