1999年に公開された映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』にてクワイ=ガン・ジン役を演じた俳優のリーアム・ニーソンが、再登板の可能性について言及した。なお、クワイ=ガン・ジンは同作にてダース・モールの手によって命を落としており、三部作の残り二作品に登場することはなかった。
旧三部作の成功を受け、原作者ジョージ・ルーカスの手によって生み出された新三部作。主人公のアナキン・スカイウォーカーが、皇帝パルパティーンの策略によりジェダイからダークサイドに堕ちてしまうまでを描いたストーリーだ。セリフやテンポなどでは批判のでる部分もあったが、そのキャスティングについてはおおむね好意的に受け止められている。旧三部作ではアレック・ギネスが演じていたオビ=ワン・ケノービの青年時代をユアン・マクレガーがつとめていたが、まさにパーフェクトだった。またリーアム・ニーソンが演じた偉大なジェダイマスター、クワイ=ガン・ジンも素晴らしいものだ。
現在、ルーカスフィルムはディズニーに買収されているが、シリーズは今後もドラマや映画問わずさまざまな形で続いていくとされている。新しいプロジェクトが動いているとも言われる中、ニーソンも何かしらの形で再登板するのではないかと予想されていた。しかしニーソン自身は、その可能性は低いと語る。
ニーソンは先日、Collider誌の取材に対し、「アニメ版の『スター・ウォーズ』で、何回かクワイ=ガン・ジンの声を担当したことがあるんだ。そのアニメの名前は忘れてしまったけど。ぼくとサミュエル・L・ジャクソンでジェダイの騎士の声をやった。ぼくは確か2人分担当したんだよね。でも映画に関しては、声すらかかっていないよ。実を言うと、ぼく自身がついていけていないんだ。完結しているのかどうかも知らない。ハリソン・フォードが演じたハン・ソロのドラマをやるっていうのは聞いたよ。でも、何かトラブルが起こっているんだろ?君はどう思う?ファンのみんなも、もう終わったと思っているのかな?」と語っている。
復帰の可能性を否定したニーソンだが、ユアン・マクレガーもオビ=ワンとしての再登板のオファーがくるまでに数年かかっていたことを考えると、まだ希望はあるのかもしれない。