人気ボーイズ・グループ ワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロアーティストとして活躍しているハリー・スタイルズ。彼が来年開催予定である世界ツアーについての、ある発言に注目が集まっている。
ハリー・スタイルズといえば、去年12月にソロ第二弾となるアルバム「ファイン・ライン」をリリース。今年はアルバムを引っさげたツアーを開催予定であったが、新型コロナウイルスの影響により、来年に延期となった。
そんなハリーだが、来年もツアーの開催は厳しいと考えているようだ。
バンド「フリートウッド・マック」のボーカルで、ソロとしても活躍している女性シンガーのスティーヴィー・ニックス。かねてからスティーヴィーはハリーと交友があり、去年3月29日、米ニューヨークシティにて行われたイベント「Rock & Roll Hall Of Fame Induction Ceremony」では、楽曲「Stop Draggin’ My Heart Around」ギターとコーラスでハリーが彼女のサポートを務めた。
This one’s for Tom. @Harry_Styles & @StevieNicks playing “Stop Draggin’ My Heart Around” #rockhall2019 more: https://t.co/Pjy7dN7k7o pic.twitter.com/g0fYMpPnMI
— Rock Hall (@rockhall) March 29, 2019
先日、スティーヴィーは、ローリング・ストーン誌のインタビューで、ハリーと今年2月にした会話を振り返った。スティーヴィーは「ハリーは『ぼくたちは2021年の終わりまでステージに立てるとは思えないよ』と言ったの。私は、オーマイゴッド、こんなにも若い青年が彼の頭の中の賢明なアイディアを私に言ってくれるなんて…と思ったわ。20代の本当に素晴らしいアーティストと、70代の私の電話での会話だったんだけど、『エンターテイナーの音楽コミュニティーの一員として、私たちは困惑している。私たちの今までの生活は終わってしまったんだ』となったわ」と明かした。
新型コロナウイルスの影響により、ハリーやスティーヴィーはもちろん、世界中のアーティストたちがコンサートを行うことができず、またコンサート会場、スタッフなど多くの人たちが打撃を受けてしまっている。ヨーロッパやアメリカもまだまだ感染者数は減らず、ハリーの言う通り、来年でさえも開催は厳しいと考えられるかもしれない。