ディズニーの動画配信サービス「ディズニープラス」で配信されている『スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」。このシーズン2のポスターがこの度公開されたのだが、この中に今後のドラマの内容を示唆する小ネタが隠されていると話題になっている。
映画版『スター・ウォーズ』では、主人公の成長や悪役との戦いにスポットが当たっていたが、「マンダロリアン」では、『スター・ウォーズ』の世界に生きる一般の人々を中心に、農村から賞金稼ぎにいたるまで幅広く焦点を当てている。また同作は、映画の要素だけでなくコミックやアニメの世界観からも要素を取り入れており、シーズン2でもこのスタイルは引き継がれる予定だ。
[PR]そんな中、今回公開されたポスターは4種類。ディン・ジャリン、カーラ・デューン、グリーフ・カルガ、ベイビー・ヨーダがそれぞれ壁画の前に立っているものだ。この壁画の中に、シーズン2に関するヒントが隠されていると思われる。
1つ目は、4つのポスターそれぞれに緑色の肌をした豚のような生物ガモーリアンのイラストが描かれていること。このキャラクターは映画版でも登場しており、『ジェダイの帰還』ではタルティーンのジャバの宮殿を守るために存在していた。シーズン2の予告編では、ディン・ジャリンが2匹のガモーリアンが対峙する場所を訪れている。
またポスターには、タルティーンのような砂漠の惑星に住む異星人タスケン・レイダーと思われるイラストも描かれていた。このことからシーズン2では、ディンとベイビー・ヨーダが惑星タルティーンを訪れることがわかる。
The Mandalorian. Cara Dune. Greef Karga. The Child. Check out the new character art for #TheMandalorian and start streaming the new season Oct. 30 on #DisneyPlus. pic.twitter.com/dT91vAntAm
— The Mandalorian (@themandalorian) October 12, 2020
また、カーラ・デューンのポスターでは、彼女の右肩部分に反乱同盟スターバードが見て取れる。これは『スター・ウォーズ』シリーズで反乱軍を表すシンボルマークとして使用されていた。またシーズン1ではカーラがかつて反乱軍であったことも示唆されている。シーズン2で、彼女が再び反乱軍に戻るという展開はありえるのだろうか。予告編ではディンがジェダイと面会する様子が描かれていたことから、反乱軍のメンバーと会う可能性もあるだろう。どちらにしろ、シーズン2ではカーラの過去がより明らかになると思われる。
まだまだ追求したい小ネタはたくさん仕込まれているが、シーズン2がこれまで以上に「スター・ウォーズ」の世界観を深く掘り下げてくれてるような展開になることは間違いないだろう。