マーベル・シネマティック・ユニバース『ブラックパンサー』などで知られる俳優のチャドウィック・ボーズマン。彼は今年の8月、がんのためこの世を去ったのだが、彼の兄でダンサーのケヴィン・ボーズマンも、がんだと診断されていたことがわかった。
チャドウィックから亡くなってから2ヶ月ほどたった今、ケヴィンはがんの症状が軽減したことから2年を迎えたことをお祝いした。彼は今月はじめインスタグラムのストーリーでこのニュースをファンに共有した。
兄のケヴィン・ボーズマン↓
「今日で、僕が寛解して2年経ちました」「僕は2018年にがんと診断され、化学療法を受けました」とケヴィンは綴った。彼は続けて「これをシェアしたかったのは、今年はたくさんの人々にとって深い損失と悲劇の年だったから」と心境を明かした。
チャドウィックは、2016年にステージ3の結腸がんと診断されたが、病気のことは隠して仕事に打ち込んでいた。2017年のアメリカの伝記映画『マーシャル 法廷を変えた男』、ネットフリックスのオリジナル作品『ザ・ファイブ・ブラッズ』、新作映画『Ma Rainey’s Black Bottom(原題)』の撮影は、数え切れないほどの手術と化学療法の間に撮影されたのだという。
ケヴィンは「がんは私たちのほとんどがコントロールできないものです。明日は約束されたものではなく、早期発見が命を救います」とメッセージを発信した。
9月、チャドウィックは故郷アンダーソンからほど近いサウスカロライナ州ベルトンの福祉バプテスト教会墓地に安置された。2015年からチャドウィックと交際していたテイラー・シモン・レドワードさんは、チャドウィックと2019年10月に婚約したと報じられた後、彼が亡くなる前に密かに結婚していた。
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