「ステイ・ウィズ・ミー」などで知られる人気歌手のサム・スミスが、ヘアラインを整えるために、植毛手術を受けたことを明かした。PageSixが伝えている。
「僕の髪の毛は、ちょっと厄介だったんだ」と今週発売のヴォーグに語った。「これまで実際に話したことはなかったし、隠すこともないって思ったから話すね」とサムは続けた。
彼はここ2年の間、抜け毛について悩んでいたといい、美容師による勧めで手術を受けることを選んだようだ。「髪の毛があることって素晴らしい。でももし僕が坊主だったら、それもありだね」「坊主も美しいから」とサムは答えた。
サムはまた、ジェンダーアイデンティティに対するメイクの重要性についても言及した。「性別は関係ない。メイクは表現の一つで、素敵な感じがするの。本当に、あなたが人々に会うとき、毎日ね」「昨年、僕は僕の代名詞を変更し、性別表現と僕のジェンダーの流動性について話したとき、再びメイクアップに恋をはじめた」と語った（サムといえば現在、代名詞として、「they」や「them」を使用している）。
サムといえば、待望のニュー・アルバム『ラヴ・ゴーズ』（原題：”Love Goes”）が10月30日にリリース予定。歌姫デミ・ロヴァートとのアップテンポなエナジー・ソング「アイム・レディー」、そしてカルヴィン・ハリスとのダンス・シングル「プロミセズ」など、既発のヒット曲も満載な豪華な作品となる。
収録曲「Diamonds / ダイヤモンズ」のミュージック・ビデオは美しい午後の木漏れ日がさす部屋でサムが一人歌い、ダンスをするというビデオだが、曲がクライマックスに向かうと共に次第に天候も激しくなり稲妻と雨が降るという、シンプルな構成ながらもドラマチックな内容となっている。
