人気歌手ビリー・アイリッシュ(18)が、先日行ったバーチャルライブの舞台裏映像を公開した。
日本時間2020年10月25日午前7時に開催されたビリー・アイリッシュ自身初の「WHERE DO WE GO? オンラインライブ」。新型コロナウイルス拡大の影響で、今年3月12日に行われたノースカロライナ州での公演を最後にワールド・ツアーの延期が続いていたが、約7カ月ぶりにライブストリーミングという形でファンの前に戻ってきたビリー。地元である米ロサンゼルスからライブ中継され、世界中にいるビリーファンとリアルタイムでパフォーマンスを観ることができた貴重な体験であった。
今回、ビリーはこのコンサートの舞台裏映像を公開。そこでビリーは会場でリハーサル中に、愛犬「シャーク」を連れて歩き、大切なクルーを一人ひとり紹介している。
舞台裏映像
「みんな本当に家族みたいなんだ」と話すビリー。クルーの多くは彼女が15、6歳から一緒に仕事をしているという。
ビリーが最初に話しかけたのはトレヴァーというスタッフ。ビリーは彼に唐突に「ここにいる誰かを殺さなきゃいけないとしたら誰にする?」と過激な質問をする。するとトレヴァーは「一番年上の人でいいかな?マイク・プアマン。やつはほぼ死んでると思うしね、多分98歳くらい」とジョークで返事をする。
するとマイクにカメラが向けられるのだが、彼は「俺は44歳だけど」と、まったく年寄りではないことが判明。しかしビリーも「え、87歳じゃないの?」とマイクを笑いながらいじる。マイクは犬好きだというが、ビリーの愛犬シャークは興味が無いようで骨をかじっている。
その後も、ビリーが15歳からお世話になっているマネージャーのブライアンや会場の音響をミックスするスタッフ、ビリーの父パトリックなど大勢のクルーが登場。「みんなが良いライブの鍵だよ」と話す。
最後にビリーは「多くの人が仕事を失っているってことをみんなに知ってもらうのが、本当に重要だと思った。コロナウィルスは大変なもの。私たちはライブができないから、私のクルーたちも機会を与えられてないんだ」と、この動画を公開した意図を語った。