人気歌手で女優のセレーナ・ゴメスが、グーグル社の選挙に関する偽情報を広める広告を削除するよう求めている。
セレーナ・ゴメスは、グーグル社とCEOのサンダー・ピチャイに対し、あるメッセージを送った。それは、アメリカの大統領選挙と郵送投票に関するニセ情報を広め、利益を得ている広告を削除することを求める内容だ。11月3日にアメリカの大統領選挙が開催され、すでに期日前投票がはじまっているが、グーグルにはウソの情報の広告もあるとセレーナは主張している。
セレーナは、サンダー・ピチャイに送ったダイレクト・メッセージを公開した。
こんにちはサンダー。
私たちはこれまでに会ったことがありませんが、グーグルが私たちの選挙に関するウソの情報を広めるウェブサイトに広告を掲載し、数百万ドル(数億円)を稼いでいるということを知りました。
あなたもこのことについて気づいてくれることを願っています。
ただちに削除していただきたいです。私たちの国の運命はそれにかかっています。セレーナより
セレーナはどの広告であるか名前は出さなかったが、グーグルでは、郵送投票に関して誤解を招く見出しの広告を8月に承認していたのだという。またワシントンポスト紙は、グーグルが、郵送投票に疑問を投げかける保守派の非営利のFreedom Worksと関係のある組織Protect My Voteから、広告を削除しないことを選択したとも報告していた(フェイスブックはこの団体の似た広告は削除している)。
果たしてグーグルはアクションを起こしてくれるのか気になるところだ。
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