歌手ジャスティン・ビーバーとこれまでに何度もタッグを組んでいるプロデューサーのベニー・ブランコ。彼の発言が、歌手でジャスティンの元交際相手でもあるセレーナ・ゴメスを批判したのではと注目されている。
ジャスティン・ビーバーは先日、新曲「Lonely」をリリース。これはベニー・ブランコがプロデューサーをつとめ、ビリー・アイリッシュの兄のフィネアスも制作に携わった。
「Lonely」アコースティック版
ベニー・ブランコは先日、ザック・サンとのインタビューに登場。そこでジャスティンのことを「型にはまっていないアーティストの一人」だと褒めた。
しかしベニーは同時に「他のアーティストは『新曲が出るよ!あと私のコスメブランドも!』って感じでしょ。ジャスティンは『ハロー。今日はニキビと不安障害が出てるよ』って感じなんだ。彼はいつもこういうことについて素直なんだよね」と、コスメブランドを展開するアーティストを引き合いにジャスティンを比較した。
「典型的なアーティスト」とジャスティンを比較
このベニーの発言を聞いたセレーナ・ゴメスのファンは、彼が“セレーナのことを言っているのでは”と予想を立て、ネット上で炎上状態になっている。セレーナは9月に自身のコスメブランド「Rare Beauty」をローンチしており、そのブランド名は1月にリリースしたアルバム「Rare」から来ている。とあるファンは「ベニーなんてクソくらえ。女性が成功しているからってそれを引き下げるような発言をして、男性のちょっとの成功を褒めようとするすべての男なんてクソくらえ」と、この発言は女性軽視でもあると投稿している。
ちなみにセレーナとベニーは2019年、楽曲「I Can’t Get Enough」でコラボレートしている。
benny blanco, Tainy, Selena Gomez, J. Balvin – I Can’t Get Enough
炎上しているコメント欄
Benny Blanco is currently under fire after fans believe that he threw shade at Selena Gomez in an interview by implying that she was a “cookie cutter pop artist.” pic.twitter.com/DwGeBb5O31
— Buzzing Pop (@BuzzingPop) October 27, 2020
ベニーの過去の性差別的ジョークを取り上げる人も
https://twitter.com/ShitUknow/status/1320906241565171714
またベニーは、ジャスティンのメンタルヘルスへのオープンさも褒めたが、ネットのユーザーはセレーナやほかの女性アーティストも多くの問題をさらけ出し話していることを指摘。セレーナに関しては持病のループスやうつ、不安障害なども赤裸々に語ってきている。別のユーザーは「セレーナはクッキーの型にはまったようなアーティストって言っておいて、ジャスティンはニキビに正直だから褒めるの?」とも批判している。
この批判に関してベニーからコメントなどは現時点で出ていない。