歌手のジャスティン・ビーバーが、過去に経験したメンタルヘルスの問題について告白した。時には自殺を考えたこともあったという。
ジャスティン・ビーバーは、30日に投稿されたYouTubeのオリジナルドキュメンタリー番組「Justin Bieber: Next Chapter」にて、「真剣に自殺を考えたこともあったんだ。絶え間なく続いているこの苦痛から、逃れることはできるんだろうかって」と告白。さらに「どうしても苦しくなってしまうんだ。だったらいっそ、苦しみを感じない方法を選んだ方がいいんじゃないかって」と付け加えた。
【動画】Justin Bieber: Next Chapter | スペシャル・ドキュメンタリー・イベント(公式)
この動画の公開後、ジャスティンはツイッターを更新。投稿の中で彼は「ここ8か月くらいの間に、とても成長してと感じているよ。幸せだし健康的だ」とつづった。
さらにジャスティンはドキュメンタリーの中で、「もし孤独だと感じているのなら、声に出して話してみてよ。大きな声で叫ぶといい。自由にしていいんだ。ぼくはそれで苦痛から逃れられた」と呼びかけた。
またジャスティンは、今後は自分の力を使って他の人の役に立つことをしたいと語り、今が「人生で最高の時」だと語っている。「皆に対して、『カッコつける必要はない。いい子である必要もない。君は君のままで十分だ』って伝えてあげられるような人になりたいんだ」と明かした。また今がこれまでの人生で一番満たされており安定しているという。「こんなに平和的な気持ちなのは初めてだ」と口にしていた。
ジャスティンが苦しみを乗り越えられた理由の1つに、妻でモデルのヘイリー・ビーバーの存在がある。結婚生活を円満に続けていく上で、「弱い部分を認めること」が役立ったというのだ。
ジャスティンは結婚生活について、「ぼくもヘイリーもよく似ているんだ。ぼくは積極的に動く人間だし、彼女もそう。だから時にはお互いに一歩下がって、客観的に考える。とても美しい時間だと思っているよ」と語った。
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