人気映画『スター・ウォーズ』シリーズにて共演していた俳優のマーク・ハミルとハリソン・フォードが、今回再度チームアップし注目を集めている。
『スター・ウォーズ』のエピソード4~9にて、ルーク・スカイウォーカー役をつとめたマーク・ハミルとハン・ソロ役をつとめたハリソン・フォード。2人は今回、米大統領のドナルド・トランプと彼の政権に異議を立てる「Lincoln Project」に出演した。
米大統領選挙の前日である11月2日、「Fauci」と「Absentee」といった二つのタイトルの動画が公開。これは有権者へのアピールをたたみかけるためのものだ。動画「Fauci」ではナレーションをハリソン・フォードが担当。こちらではトランプ大統領がいかに新型コロナウィルスの対処を失敗したか、米国における新型コロナウィルスに対処するホワイトハウス・コロナウイルス・タスクフォースの主要メンバーの一人として活躍しているアンソニー・ファウチ氏をいかに否定したかなどを伝えている。
「Absentee」の動画では、マーク・ハミルにより選挙の歴史や独裁政治について語られており、マークの姿も様々なシーンで見られる。マークは「不在者投票」の重要さを訴え、「今トランプ大統領は、11月3日までに届いた投票のみをカウントし決断をしようとしている。すなわち、海外で任務を執行している何千もの軍人の権利を否定するということ」と話した。不在者投票は郵送などで行うため、アメリカの各州に到着するのは11月3日以降になることもあるが、トランプは3日までに届いたものだけをカウントしたいと主張していた。
ハリソンによる動画も、マークの動画も最後は視聴者に「投票を」と呼びかけている。マークは「ドナルド・トランプはアメリカの将来のリーダーシップを決められない。アメリカの人々が決めるんです。全ての投票が重用視されるようにしよう。全ての票を数えよう」と訴えた。