人気ボーイズ・グループのワン・ダイレクションのメンバーで、現在ソロ活動でも活躍しているハリー・スタイルズが出演の心理スリラー映画『Don’t Worry Darling(原題)』。先月からロサンゼルス撮影が開始されていたが、ここへきてスタッフが新型コロナウイルスに感染し、撮影を一時中断することとなったようだ。
映画『Don’t Worry Darling』は、女優のオリヴィア・ワイルドがメガフォンをとる作品。1950年代のカリフォルニア州の砂漠での孤立したユートピア的なコミュニティーについての話で、心理スリラーとなっているという。他の共演者は『スター・トレック』のクリス・パイン、『ミッドサマー』や『ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語』のフローレンス・ピューだ。
i think we can all agree that harry styles as jack for don’t worry darling. pic.twitter.com/11OWUksJyD
— elisha 🌱 (@7Osloveontour) November 3, 2020
先日、ハリー・スタイルズが撮影現場に到着する姿がパパラッチされ、ネット上では大盛り上がりとなっていたが、Varietyの新たな報道によると、撮影クルーが定期的なテストを受ける中で、陽性反応が確認されたという。陽性反応がでた人物は現在、隔離されており、隔離プロトコルに基づいて14日ほど、撮影は保留状態になる見込みだそうだ。
新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、撮影中止を余儀なくされたのはこの作品が初めてではない。クリス・プラットが主演を務める人気シリーズ『ジュラシック・ワールド』の最新作や、ロバート・パティンソンがバットマンを演じる『The Batman(原題)』など、キャストやスタッフに陽性反応が出たため中止せざるを得なかった注目作もあった。しかしこれらの映画は、全てプロジェクトを再開させている。
オリヴィア・ワイルドといえば、様々な映画やドラマに出演し、青春コメディ『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』で監督デビューを果たした。同作はテイラー・スウィフト、ナタリー・ポートマンら多くのセレブが絶賛と支持表明したことも大きな話題となっていた。