スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが強烈にトランプ大統領に“やり返し”した、あるツイートが話題となっている。
ことの発端は昨年12月、グレタさんが米タイム誌の「今年の人」に選ばれた際のことだった。この報道に対し、米ドナルド・トランプ大統領(74)が「なんてばかばかしいことだ。彼女は怒りの感情をコントロールした方がいい。それから友達と古き良き時代の映画でも見に行ったらどうだ。落ち着けグレタ、落ち着け!」とツイートしたのだ。
So ridiculous. Greta must work on her Anger Management problem, then go to a good old fashioned movie with a friend! Chill Greta, Chill! https://t.co/M8ZtS8okzE
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) December 12, 2019
そして今月5日、グレタさんはこのツイートの内容をそっくりそのまま引用。米大統領選の開票を止めるよう要望するドナルド・トランプ大統領に対して「なんてばかばかしいことだ。ドナルドは怒りの感情をコントロールした方がいい。それから友達と古き良き時代の映画でも見に行ったらどうだ。落ち着けドナルド、落ち着け!」と辛らつにやり返したのだった。
So ridiculous. Donald must work on his Anger Management problem, then go to a good old fashioned movie with a friend! Chill Donald, Chill! https://t.co/4RNVBqRYBA
— Greta Thunberg (@GretaThunberg) November 5, 2020
4日の投票日以降、アメリカでは開票作業が進んでいるものの、激戦州では僅差過ぎるあまり作業に時間がかかっており、いまだ勝敗の決着がついていないのが現状だ。
対立候補であるジョー・バイデン氏が優勢とされている、現在の状況を不服としたトランプ大統領は、「多くのトランプ票が破棄されている」「不正が行われている」と主張し、ペンシルベニア州やミシガン州などで開票作業の中止を求める訴訟を起こしている。
この動きに対し、アメリカ国民の間ではトランプ大統領を支持し、不正が行われていると主張するグループと、バイデン候補を支持し、全ての票を正確にカウントするよう求めるグループがそれぞれデモ活動を行っており、4年に1度の大統領戦は混乱を極めている。