歌手のアリアナ・グランデが、コロナ禍でも人気スポットに出没しTikTokに投稿するユーザーたちに苦言を呈した。これによりバッシングをうけたTikTokインフルエンサーの1人、ブライス・ホールが5日、Hollywood Rawのポッドキャスト番組に出演し、アリアナ・グランデの主張はマーケティングのためのあおりだったとし、発言そのものが「不要だった」とコメントしたのだ。
ブライス・ホールは番組の中で「彼女の主張は間違ってはいないけど、『不要なもの』だよ。一部の人達を特定して、悪者にする必要はない」と語った。
また、アリアナがTikTokユーザーを非難した理由について「アリアナは、TikTokは利用者がたくさんいることを分かりきっているんだ。自分の発言に賛同してくれるファンがたくさんいることもわかってる。TikTokインフルエンサーを嫌っている人達がたくさんいることもね」と語り、「どう考えても、マーケティング戦略の1つだよ。彼女にとっては得しかない。もちろん、彼女が間違っているわけではないんだよ」と付け加えた。
ブライスはまた、アリアナに太刀打ちできる術がないことも認めており、「TikTokインフルエンサーたちはなんて言うかな？『アリアナ、この野郎！』かな？ぼくはそんなこと言わないよ。みんな、わかってる。『彼女が正しい』って」と語った。
アリアナは、先月30日に応えたインタビューでTikTokインフルエンサーに対し、「あと数週間くらい、家でじっとしていられないものかしら？感染者が少ない国の人達みたいに。みんなコロナで我慢しているのに、あえて人気スポットに行く必要があるの？『映え』のためだけに行ってるのに、そんなの皆見たいのかしら？」と苦言を呈していた。
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