アメリカの次期大統領になることが確実のジョー・バイデンとその妻ジル・バイデン。夫妻はまもなくホワイトハウスでの生活を始めることになるが、夫妻だけではなく2匹の犬も共に過ごすことになるようだ。
4日に投票が始まった米大統領選だが、多くの州で接戦となり、ジョー・バイデン氏に当確が出たのは7日午前のことだった。新大統領夫妻は来年1月に行われる就任式を経て、ホワイトハウスに生活の拠点を移すことになる。
そして、バイデン夫妻とともに飼い犬であるジャーマン・シェパードのチャンプとメジャーも引っ越しをするようだ。
1897年のウィリアム・マッキンリー大統領以降、2016年に退任したバラク・オバマ大統領に至るまで、全員がホワイトハウスで犬を飼っており、ファーストドッグと呼ばれていた。
そしてこの度、歴代大統領の中で初めて犬を飼っていなかったトランプ前大統領に代わり、4年ぶりにファーストドッグ復活となった。またメジャーは保護施設から引き取られた犬としては初めてのファーストドッグとなる。
夫妻が犬を飼い始めたのは2008年のこと。生後3ヶ月の子犬だったチャンプをペンシルベニア州のブリーダーから購入。それから10年後、2018年11月にバイデン夫妻はデラウェア州の保護施設からメジャーを引き取ったのだった。
Build Bark Better.
Happy #NationalDogDay. pic.twitter.com/64HXEBscwO
— Dr. Jill Biden (@DrBiden) August 26, 2020
メジャーが引き取られた保護施設は当時、Facebookを更新。「今日はメジャーにとって幸運な日だ!生涯のすみかを見つけただけでなく、ジョー・バイデン前副大統領夫妻に引き取ってもらえることになった!夫妻とメジャーの絆は少しずつ深まっており、公式に迎え入れられる準備が整ったようだ」と投稿していた。