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過去に性的暴行をされたことを告白したマシュー・マコノヒー、その詳細を明かさなかった理由を語る 「ぼくは被害者だとは思ったことはない」

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マシュー・マコノヒー

俳優のマシュー・マコノヒーによる、ある告白が話題となっている。

2014年、映画『ダラス・バイヤーズ・クラブ』でアカデミー主演男優賞を受賞した俳優のマシュー・マコノヒーが、先日発売した自伝本「Greenlights」の中で、かつて性的暴行にあっていたことを明かした。

本の中でマシューは、「僕は15歳の時、脅されて初めてのセックスをした」とつづり、18歳の時には「バンの後部座席で気絶させられ、その間に男から性的暴行を受けた」と明かしたが、詳細については触れられていなかった。

今月6日、タムロン・ホールが司会をつとめるトーク番組に出演したマシューは、この自伝本で過去を告白した経緯を語っている。

マシューは番組内で、「実際のところ、細かな部分については建設的に話をすることができないんだ。詳細は建設的に、他の人たちにもきちんと理解してもらえるような伝え方をしなければ、ただの作り話だと捉えられてしまうんじゃないかと思ってね」と語った。

さらに、「この本を取り上げるテレビ番組で、『マシュー・マコノヒーが性的暴行の詳細を語る』だとか『マシュー・マコノヒーが脅迫された事実を語る』といったヘッドラインをつけられるのは本意ではないよ。ぼくは本にもしっかりと、『ぼくは自分を被害者だと思ったことは一度もない』って書いているんだから」と付け加えた。

また、「ぼくが15歳と18歳の時に、このできごとが起こった。もっと若い時に起こっていたら、さらに混乱していたと思う。でもこの2つのできごとがあった時、ぼくははっきりと理解していたんだ。彼らは間違ってる。彼らは理想的な人間ではない、彼らはこんなことをするべきじゃない…ってね」と明かした。

そして、「そうやってきちんと理解していたから、トラウマにならなかったり、混乱しなかったり、現実逃避するような考え方をしなかったんだと思うよ」と締めくくった。

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