故マイケル・ジャクソンが持っていた自宅兼プライベート遊園地のネバーランド・ランチに、アーティストが侵入し撮影を行ったようだ。
「ネバーランド」で撮られたMV
ネバーランド・ランチは1988年から2005年までの間、マイケル・ジャクソンの自宅&遊園地だったことで知られている。現在はコロニー・キャピタルとマイケル・ジャクソンの遺産管理財団が共同所有しており、売却のために開園と閉園を繰り返している。
TMZによるとこのこの夏、ネバーランドに何者かが侵入。その人物はヒップホップアーティストのデシャード(Daeshard)であり、彼は自分のミュージックビデオを撮影したのだという。
デシャード本人によると「敷地内に入るための許可を取った」ということだが、敷地の所有側は全くの嘘だと主張しているという。
この不法侵入の疑惑が上がったのは、マイケル・ジャクソンのファンたちがデシャードのMVを見て不信に思ったことがキッカケ。ファンは“ネバーランドでMVの撮影の許可が下りるわけがない”とすぐに思ったそうだ。TMZがコロニー・キャピタルに確認の連絡を取ったところ、やはり許可は下りていないとのことだった。
コロニー・キャピタル側は「デシャード本人を含むこのMVを撮影した人々は、ネバーランドに不法侵入して、セキュリティーに出ていくように忠告された。結果として彼らは出て行った」と話している。
関係者によるとこの撮影は7月23日に行われ、侵入した人の数は3人、ゴープロのカメラが3台とiPhone1台で撮影をしていたという。
忠告をしたセキュリティーは彼らにすべての映像を消すことを要求し、またセキュリティー自身も映像を削除した。このため警察を呼ばなかったが、最近公開されたMVを見るとネバーランドのあちこちで撮影している様子がばっちりと映っている。
MVのタイトルにも「ネバーランド・ランチ」と表記が入っているため、デシャード側はどうやら隠す気がないようだ。彼はあくまで「許可を取った」と主張している。
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