1977年から繰り広げられてきたスカイウォーカー・サーガは、2019年に公開された映画『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』にて一旦幕を閉じた。しかしファンであれば、原作者であるジョージ・ルーカスだったらどんな展開にしただろうという複雑な感情を抱くこともあるだろう。
そんな中、9月に出版会社Taschenから発売された『スター・ウォーズ』の公式辞典「The Star Wars Archives 1999-2005」にて、ジョージ・ルーカス自身が続三部作のメガホンを取らなかった理由について述べられている。
ルーカスは本の中で、「この映画は、リーダーであるレイアが共和国を立て直そうとする物語だ。ルークもジェダイを再出発させようとした」と明かした。
では、彼らは誰を敵として戦っているのか。帝国が滅びたあと、復活したダース・モールに権力が集中しており、悪役な彼だけだと思われていた。ところが、彼1人ではなかったようだ。
ルーカスは、「ダース・モールは自身の後継として、ダース・タロンという女の子に修行させている。彼女はコミック本に登場しているよ。彼女は新しいダース・ベイダーになる。だから、続三部作には実は悪役が2人いるんだよ」と語っていた。
そして続三部作の監督をつとめなかった理由については、「当時は次の三部作に向けて準備していたんだよ。キャストたちにも声をかけていたし、調子を上げてきていたところだった。同時期に娘の誕生も控えていてね。三部作を仕上げるには10年はかかるし、エピソード9の制作もまだ途中だ…。そう考えたときに、『子育てに専念しよう』って決意したんだ。少しの間、人生を楽しもうって」と告白した。
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