第76回ゴールデン・グローブ賞で作品賞(ミュージカル&コメディ部門)を含む今年度最多の3部門を受賞し、アカデミー賞で作品賞を含む5部門でのノミネートが発表され、賞レースを席巻している『グリーンブック』。スペシャル映像が公開され、ピーター・ファレリー監督がまさかの感動作を引っさげ初来日が決定した。
本映像では主人公トニー・リップの息子でありプロデューサー・脚本を手がけたニック・バレロンガが、「父についてなら15本くらい映画が作れる」というほどの数々のエピソードの中から特に心に残った、黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリーとのコンサートツアーについて映画化を決めたと、本作の経緯を説明。
そして本映像には、プロデューサーの一人であり、自身も“名作にこの人あり!”と名高いオスカー女優、オクタビア・スペンサーも登場し、「二人が旅を通して互いを知っていく、心温まる物語」と、本作の完成度に太鼓判を押している。
トニーを演じたヴィゴ・モーテンセンは、実際のトニーに会ったことは無いものの、手紙や資料などから「ボビー・ダーリンやフランク・シナトラなど、すごい人たちとすぐに友達になる」人物だったと語る。
また、ピーター・ファレリー監督は、実際のトニーが書いた手紙と、ニックが父の話を録音したテープを元に作品を作り上げたことを明かしている。
【動画】映画『グリーンブック』特別映像
そんなファレリー監督が、アカデミー賞授賞式、そして日本公開直後に初来日し、3月3日に劇場での舞台挨拶に登壇することが決定。
誰も予想していなかったトロント国際映画祭で観客賞を受賞してから数々の賞レースを受賞し、遂にはアカデミー賞作品賞受賞に王手をかけるまでの作品となった『グリーンブック』。
ファレリー兄弟として『メリーに首ったけ』、『愛しのローズマリー』など下ネタやギリギリのブラックジョーク満載のコメディ映画を世に送り出してきたピーター・ファレリー監督が初めて手掛けるドラマ作品は、「イタリア系白人と黒人ピアニストによる、強い差別の残る南部への旅」という深刻なテーマを、爽やかな笑いを含む映画として作り上げた。
1962年の差別が色濃い時代、黒人用旅行ガイドブック<グリーンブック>を頼りにツアーへ旅立った、ガサツで無教養だけれど人間的魅力に溢れるトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)とインテリな黒人天才ピアニスト、ドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)。
異なる世界に住むおじさん2人の壮大なズレに笑いつつも、胸を熱くし、最後には爽快な感動を呼ぶ実話に基づくヒューマンドラマ『グリーンブック』は3月1日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショーである。
公開情報
『グリーンブック』
3月1日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー
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