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難病抱える『バック・トゥ・ザ・フューチャー』マイケル・J・フォックス、「背骨に腫瘍ができて麻痺した」苦難の連続を赤裸々に告白! 一度は歩けなくなった過去を語る

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マイケル・J・フォックス

大人気SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズにて、主人公マーティ・マクフライ役を演じたマイケル・J・フォックス(59)。彼は1998年にパーキンソン病を患っていると公表したが、今回は過去に歩けなくなっていたこと、そしてリハビリでは苦難の連続であったことを話した。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の第一作目は、1985年に公開されるやいなや社会現象となり大ヒット。今でもコアなファンが多くいる作品だ。その後第二作が1989年、第三作が1990年に公開された。

しかし1990年頃、ちょうど『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』の撮影中から身体の不調が見られるようになり、30歳の時、パーキンソン病と診断された。その後も病を隠しながら、自らプロデュースに参加し主演も務めたテレビドラマシリーズ「スピン・シティ」などに出演を続けるが、1998年に病気を公表。2000年には、同作を降板し俳優活動から一時退いたが、少しずつ復帰している。また現在は芝居をすることが難しくなってきたこともあり、執筆活動もしている。

彼は11月17日に4作目となる自伝本「No Time Like the Future」を発売。今回はET誌の独占インタビューに登場し、パーキンソン病を抱えるということ、その闘病のリアルな過程などを話した。

 

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マイケルは「僕は30年間もパーキンソン病を患っている。だからもう慣れていて、自分がしなきゃいけないことも分かっていた。そしたら次は背骨に腫瘍があることがわかって、その手術をしなくちゃいけなくなった。かなり厳しかったよ」と、2018年に手術を受けたことを明かした。その際身体が麻痺してしまったという。

この手術は成功したが、麻痺により歩けなくなってしまったマイケル。彼にはさらなる試練があったといい「もう一度、歩き方を練習しなくちゃいけなかった。本当に、足を前に一歩、次の足を一歩って感じで。自宅の廊下で歩く練習をしていたんだけど、キッチンで転んでしまい腕を粉砕骨折してしまった」と、リハビリ中に倒れまたケガをしてしまったと話した。

「でもこれは、多くの人が経験することと比較するとそんなにひどくない。腕を骨折したことなんて、多くの屈辱の中のたった1回だ。でも僕は人生をかけて楽観主義になることに身を捧げてきたし、最終的には全てが素晴らしいものになると信じていたが、それに疑問をいだいていることに気付いた。『誰に言えばいいいのだろう?』と思った。他の人は僕なんかよりもっと惨めな体験をしているかもしれない。でも僕は床に倒れていて、救急車がくるのを待っていて、幸せだと思えなかった」と話したマイケル。楽観的に人生を考えることに集中していたが、次々と彼を襲う痛みにやはり心も疲れてしまったようだ。

こういった彼の病気への恐れや精神的落胆は、新しい著書「No Time Like the Future」に書かれている。この作品はパンデミックの間にほぼ書かれたといい、彼の闘病初期や克服、見えない将来への不安などが赤裸々に記されている。

またマイケルは今年2020年12月4日(金)~12月6日(日)の3日間にバーチャルで開催される「東京コミコン2020」(オンライン会場:Tokyo Comic Con World)セレブエリアにて行われるバーチャルサイン会への参加ゲストとして出演が決定している。

【東京コミコン 2020 オフィシャルサイト】
https://tokyocomiccon.jp/

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