人気シンガーソングライターのショーン・メンデスが、自粛期間に得たかけがえのない贈り物について語った。
「Apple Music」で、ゼイン・ロウのインタビューに応じたショーン・メンデス。新型コロナウイルスのパンデミックの影響の話でショーンは「パンデミックでは隔離や自粛生活が恐ろしく、とっても大変だった。でもその代わりに本当に美しいあるものが出てきたんだ」と話し始めた。
ショーンが得たものは「静寂」だという。「ぼくはマイアミに行き、カミラやカミラの両親、姉妹たちと一緒に住んでいたけど、最初の1週間はパニックだったよ。アルバムを制作する方法が何もなかったからね」「そして毎晩同じ場所にいて、映画を見る時間があって、家族で夕飯を作って、洗濯物をすることがどれほどすばらしいか気づくようになったんだ。ばかげているように聞こえるけど、15歳からツアーで世界をずっと旅していて、洗いたての洗濯物の匂いを嗅いだのはいつが最後だったかさえ覚えていないんだ。いい匂いだなって。本当に落ち着くにおいなんだ。大人になったなって感じるよ」と、フロリダ州マイアミで恋人で歌手のカミラ・カベロと彼女の家族たちと平穏な生活を送っていたことを明かした。
そんなショーンはどれだけいいねの数を得るか、どれだけストリーミング数を稼ぐかといった心配よりも、平穏な心がパワフルで新たな音楽作りに影響したという。
「ぼくが静かになったのは初めてで、『世界では何が起きていて、それをどう感じるか、ぼくに何ができるか、ここからどこへ行くのか』と感じることができたんだ。それは、ぼくがこれまでの人生の中で得たもので最高の贈り物だったんだ」
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