人気歌手/女優のセレーナ・ゴメスが、人生におけるメンタルヘルスとの闘いについて明かした。
セレーナ・ゴメスといえば、ディズニー・チャンネル・スターとして幼少期から活躍し、現在は歌手、女優、そしてプロデューサー業をこなし、今年は初となるコスメブランドもローンチし絶好調であるが、持病で自己免疫疾患のループス(全身エリテマトーデス)を抱え、2017年には治療の一環で腎臓移植手術を行ったことを公表。また長年メンタルでも問題をかかえ、うつ病、そして双極性障害(躁うつ病)であることも告白している。
そんな波乱万丈の人生を送るセレーナは、最新インタビューで、母のマンディ・ティーフェイと共にメンタルヘルスとの闘いについて明かした。
「The Newsette」のインタビューでセレーナは「私はSNSを諦めなければいけなかったの。自分のアカウントを使わない時は、そういった期間を通り抜けることができたの」「でも自分の話が全然違うようにねじ曲げられた時は、本当にイライラした。『私は自分で自分の話を主張してる、だから私から話を聞かないなら、それは真実ではない。私は行って助けを求めた?ええそうよ、でもそれは恥ずかしいことじゃない。私はよくなっているし、今はたくさんのことが理解できるもの』ってなったわ」と、事実と異なるニュースやゴシップを目にすることにウンザリしていたことを明かした。
しかし現在のセレーナはかなり安定してきているようで、インタビューの中で「人々が私についてどう思うかなんてどうでもいいの。自分のSNSで真実を伝えることができたし、人々は私のメンタルヘルスの闘いを理解したと思う。今は私が寄付団体『Rare Impact Fund』で、他の人たちをサポートする番。メンタルヘルスで悩む人たちのために10年で110億円を寄付すると約束したの。だから私は他の人々を助けるために、メンタルヘルスについてもっとオープンに話すようになったの」と、今後の大きな目標についても明かした。
さらにセレーナは「私はただ普通の家庭の女の子なの。家族の誰かがケンカしたり、叫んだり、誰かがゲームしてたり…そんなことが幸せなの。今は間違いなく、最も平和な気持ち。私から何か要求したりしない、愛する人たちと一緒にいるだけで幸せ」と語っている。