人気歌手テイラー・スウィフトのとある投稿が、「次のニュースのほのめかしなのでは」とファンが予想を立てている。
テイラー・スウィフトは11月22日、家のソファーに座っているモノクロ写真を投稿。セーターにジーンズとラフな格好でくつろいでいるようで、「今は特に何も起こってない(not a lot going on at the moment)」とキャプションをつけた。
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しかしこれを見たファンは「なにか深い意味があるはず」と期待している。なぜなら、テイラーは全く同じ「特に何も起こってない」といったフレーズを4月28日にインスタグラムに投稿している。その後テイラーは新アルバム「フォークロア」をサプライズリリース。Insiderによると、この「なにも起こっていない」と言っていた時期は同作のシングル曲「カーディガン」を書き終えた時だという。
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テイラーは先日、自分の手元を離れてしまった過去6作品の版権の関係で、これらの再レコーディングを開始したとSNSで報告している。これをふまえ、ファンたちは11月22日の投稿を鋭く分析。
ファンが見つけたヒントの要素はまず、彼女のキャプション「not a lot going on at the moment」。これは過去のシングル「22」のMVの中で着ているTシャツに書かれているフレーズだ。さらにテーブルの上に置かれたメガネは、「We Are Never Getting Back Together」のMVに出てきているものと似ている。そして窓には24個のスペースがあるが、そのうち二つはテイラーの頭で隠され見えていないため合計22個。「22」というのもテイラーの過去の楽曲だ。またこの2曲が収録されているアルバムは2012年リリースの「Red」。ちなみに同作は2012年10月22日にリリースされている。
この理由から、「テイラーが『Red』の再レコーディングを終えたのでは?」と予想するファンが多く出てきているのだ。
she’s re-recording red: confirmed pic.twitter.com/wEGfdRSwEa
— niall horan (@exilenarry) November 22, 2020
テイラーの版権が彼女のもとを離れてしまっているのは、デビューアルバムを含む最初の6枚のアルバム。しかし法的にテイラーは、2020年11月以降であればこれらすべてのアルバムを再度録音しなすことができ、新たにレコーディングをしたアルバムの版権は自分で持つことができる。
以前、彼女はSNSにて「最近私は過去の曲を再レコーディングしていて、とても楽しいしクリエイティブです。みんなにはたくさんサプライズがあるよ。この事態に対するみんなのサポートに感謝します。みんなに早く私がしていることを聞いて欲しいな」と、再レコーディングしていることを発表している。