ジョニー・デップのファンたちが、ジョニーの暴行疑惑をネタにしたとされるアニメに抗議している。
ジョニー・デップといえば、元妻で女優のアンバー・ハードに対するDV疑惑が出たことから、英メディア「ザ・サン」はジョニーを「妻を殴るもの」と書き、ジョニー側がサン紙に対し名誉毀損裁判を行ったが敗訴。その後ワーナー・ブラザースがジョニーに降板を求め、ジョニーはそれを承諾。自身のSNSで同作からの降板を発表した。
そんな中、ジョニーのことを悪く表現したあるアニメに、注目が集まっている。それは「アニマニアックス」だ。
「アニマニアックス」は1993年から1998年にかけて放送されたテレビアニメで、今年11月20日から、動画配信サービスの「Hulu」にて、スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮でリブート版が配信されている。
そのリブート版の最新話の中で、「リブートしよう!」というテーマの歌を歌い、これまでリブートしてきているドラマを紹介。その中で、「ジョニー・デップ主演 『ジョニー2~嘘つき~』」と描かれた絵が登場するのだ。そこに描かれている人物もまさにジョニーのように見える。
Warner Brothers: this is a sick thing to do to an abuse survivor. Listen to the tapes – Johnny Depp has been put through psychological torture and physical abuse. I'm sorry that I don't find this funny, but it's no laughing matter.#BoycottWarnerBrothers#JusticeForJohnnyDepp pic.twitter.com/E3BBmX3ITq
— Samji (@SamjiSmokes) November 22, 2020
【動画】Animaniacs “Reboot It” Song
このシーンにジョニーのファンたちは「これは全然おもしろくないぞ」「明らかにわざとジョニーをいじめている」と抗議。同作は2018年に制作されたというが、Huluと「アニマニアックス」のプロデューサーたちからこのシーンについてコメントは出ていない。