以前より断酒をしていることを明かしていた人気歌手のマイリー・サイラス(28)が、コロナ期間中にお酒を解禁してしまったことを告白した。
マイリー・サイラスは、11月23日に公開されたApple Musicのインタビューに登場。そこでパンデミックの自宅待機期間中、堕落してしまったと話した。
彼女は「うーん、正直に言うと、他の多くの人のように、パンデミックの期間中に堕落してしまった。『私は超シラフ』って言えなかった」と、お酒をまた飲み始めてしまったと明かす。「堕落したけど、今は2週間断酒していてその頃(飲んでいた期間)を受け入れることができている」と、現在は再び断酒できていると話した。
また最近は「物事を平和的に理解する」ように努めているとも語ったマイリー。「“怒らない”という方法を使ってる。だから自分自身にも怒らないようにして、代わりに『何が起こったの?』って自分に尋ねるようにしているんだ」と、冷静に物事を解決するよう努力しているようだ。
マイリーは昨年末に声帯の手術をし、それをきっかけに半年間断酒をしていると今年6月に告白していた。しかし断酒を破ってしまったことに関しては後悔しているわけではないようで「別に言わなくてもいいかなって思った。私は節度のある人間なわけじゃないし、みんながみんな常にシラフでいなきゃいけないってこともない。自分にとってベストなことをすればいいだけだよ」と語った。
さらに「私は飲酒問題を抱えてるってわけじゃないんだ。ただ(飲酒の)とあるレベルを超えたときにする決断に問題がある。飲むと100%、100%ずーっと起きていたくなっちゃう」と話すマイリー。「私は酒癖はとてもいい。だから難しいんだよね。でも日によって全く飲みたくない日や、飲みたい日がある」と明かした。
また飲酒やドラッグ問題で過去に命を落としたアーティストのおかげで、お酒などをやめようと考えたというマイリー。歌手のエイミー・ワインハウスやミュージシャンのカート・コバーン、ジミ・ヘンドリックスらは依存症を原因の一つとし、27歳でみな亡くなっている。これは通称「27クラブ」と呼ばれている。
最近28歳になったばかりのマイリーだが、昨年はこの27クラブのことをかなり意識していたよう。「27歳のときは自分を守ろうと必死だった。それが実際に断酒につながったし。いくつかのアーティストは自分のちからやエネルギーが大きすぎて取り扱えなかった。私は取り扱える力が備わって生まれてきたの」と、魔の27歳をしっかり乗り越えたと語った。