先日、名誉棄損裁判に敗訴したことがわかった俳優のジョニー・デップ(57)が、牢屋らしき鉄格子の中で受賞したトロフィーを片手に持っている写真を公開し、注目を浴びている。
ジョニー・デップは、英メディア「ザ・サン」誌が彼を「妻を殴る男」と表現したことに関し、“事実ではない”とし起訴。今年7月に裁判が行われたのだが、彼は敗訴してしまった。さらに裁判も関係してか、『ファンタスティック・ビースト』の最新作『ファンタスティック・ビースト3(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them 3)』の降板を表明し、世間に衝撃を与えた。
そんなジョニーは11月21日、ポーランドの映画祭「EnergaCamerimage film festival」にて主演作『水俣』が受賞。同映画祭はシネマとグラフィーとそのクリエイターに捧げられるものだそう。ここで映画『水俣』が最後に上映され、イベントを締めくくった。
同映画祭のツイッターアカウントは今回、受賞したジョニーの写真を投稿。そこでは彼が牢屋らしき場所でトロフィーを持ち、笑顔でポージングをしている。現在ジョニーはバハマに滞在しているが、パンデミックの影響で映画祭の会場へは直接足を運べなかったようだ。
And greetings from Johnny Depp from the Bahamas! 🐸🌴☀️
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Festival's Strategic Sponsor is @EnergaSA#EnergaCAMERIMAGE #Energa #Camerimage2020 #Camerimage #online pic.twitter.com/JUHzygXiI5— EnergaCAMERIMAGE (@CamerimageFest) November 21, 2020
映画祭に寄せたコメントでジョニーは「俳優とシネマトグラファーの関係は、きわめて重要です。映画においてビジュアルは最も重要と言えるでしょう」と書き、受賞が光栄であること、長い映画キャリアの中で素晴らしいシネマトグラファーと共に仕事をしてきたことなどを綴った。
また映画祭側はジョニーのことを「現代の映画界において、もっとも多彩なパフォーマーのひとり」と表現。彼の仕事を称賛した。
先日敗訴が確定し、その後も怒涛の日々であったジョニー。彼が牢屋の中からポーズを撮ったのは彼なりのジョークだったのかもしれないが、笑顔を見せ元気そうな姿を見せてくれた。