俳優のジョン・ボイエガはかつて、『スター・ウォーズ』シリーズが白人と有色人種を区別していると訴えていた。その後彼は、ルーカスフィルムの社長で同シリーズのプロデューサーであるキャスリーン・ケネディから電話を受け、「腹を割って」話すことができたという。
ジョン・ボイエガは2か月前にGQ誌に語ったインタビューで、『スター・ウォーズ』続三部作では有色人種の俳優たちが演じるキャラクターが脇に追いやられたと明かしていた。
そして先日、新作映画『Red White And Blue(原題)』のリリースに先駆けてBBCに登場したボイエガは、『スター・ウォーズ』作品に対する訴えについてのその後を問われた。
その中でボイエガは、「実は、キャスリーン・ケネディから電話があったんだ。彼女は今後についてサポートしてくれることを約束してくれたし、お互いに意義のある腹を割った会話ができたと思っているよ」と語った。
さらに、「こういった会話っていうのは、自分のキャリアを守ることに走りがちだ。だけど何がすばらしいって、どんな人でも意見を伝えられるということなんだ。これで、みんなが自分の好きなキャラクターについて胸を張って『好きだ』って言える。ぼくたちは、このキャラクターたちがくれた時間が大好きなんだ。ぼくたちにとってヒーローなんだよ。そして、プロデューサーたちはすべてのキャラクターたちに、それぞれがヒーローになれる瞬間を与えてくれているんだ」と付け加えた。
なお、ボイエガはまもなく公開される70年代から80年代のロンドンにあった西インドコミュニティを舞台にした新作映画について、イギリスの学校で教材にするべきだとし「目の前で変化し続ける世界に対応していくためにも、きちんと教えておいたほうがいい」と語っていた。
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