ネットフリックス史上“最も試聴されたリミッテッド・シリーズ”の記録を樹立したドラマ「クイーンズ・ギャンビット」。同作で主人公を演じ一躍注目を浴びている女優アニャ・テイラー=ジョイ(24)が、自身の見た目に関するコンプレックスを率直に語った。
「クイーンズ・ギャンビット」予告編
「クイーンズ・ギャンビット」は、冷戦期を舞台に、依存症と闘いながら世界的なチェスプレイヤーに上り詰める、チェスの天才少女を描いた作品で、1983年に出版された同名の小説が原作となっている。
脚本と監督はスコット・フランクが務め、主演のベス・ハーモンを演じているは、サイコスリラー映画『スプリット』のケイシー役や『ニュー・ミュータンツ』などで知られる女優のアニャ・テイラー=ジョイだ。
大きな瞳が個性的で魅力であるアニャ。彼女はThe Sunのインタビューに対し「私は今まで自分を美しいと思ったことがないし、これからもないと思う」と、自身の見た目について告白。さらに「私は映画に出演できるほどキレイじゃないと思ってるんです。悲しいし、ボーイフレンドはこんなことを言うなんてばかげてるって私に言うんだけど、自分では変な見た目だと思ってる」と、ハリウッドの美の基準に満たないと感じていると話した。
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アニャは続けて「自分の出演作を映画館に行ってみることはないですね。公開される前に見る。自分の体の中にいる素晴らしい利点は、自分の顔を見なくてすむところ」と、かなり自分の見た目を気に入っていないような発言だ。
しかし様々な作品や雑誌、SNSで見せる彼女の姿はどれも美しくファンを魅了している。実際に16歳でモデル事務所と契約をしており、業界でも一目おかれている存在だ。
そんな彼女は2020年公開のドラマ映画「エマ」にて主演を務めたのだが、その最中にパニック発作を起こしたという。
「私は『エマの中で初めて醜いエマだ、私にはできない』って思った。映画の最初のセリフが『私はハンサムで、頭が良くてリッチ』なんだもん」と、自分を“醜い”とまで言い、ファンを驚かせた。
彼女の見た目への自己評価とは裏腹に、アニャは今後もエドガー・ライト監督のスリラー映画『Last Night in Soho』や、ロバート・エガース監督の『The Northman』、クリスティン・スコット・トーマスのロマンスドラマ「The Sea Change」に出演が決定するなど引っ張りだこ。この先もアニャの活躍から目が離せない。