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今年大ヒットしたザ・ウィークエンド、第63回グラミー賞でまさかのノミネート“ゼロ”! これには本人も「グラミーは腐敗してる」と痛烈バッシング ノミネートから外れた理由とは

ザ・ウィークエンド MUSIC/ARTISTS
ザ・ウィークエンド

音楽界で最も権威ある賞として注目が集まる「第63回グラミー賞」のノミネーションが11月24日に発表されたが、今年大ヒットした歌手のザ・ウィークエンドのノミネートがゼロだったことで、世界中のファンたち、音楽関係者、そして本人もおどろいているようだ。

今回、主要2部門含む9部門の最多ノミネートを果たしたのは、これまでにグラミーを24回受賞しているビヨンセだ。ビヨンセに続き6部門ノミネートは、7月に新アルバム「フォークロア」をリリースしたテイラー・スウィフト、「フューチャー・ノスタルジア」をリリースしたデュア・リパ、そして人気ラッパーのロディ・リッチである。

また歌手のザ・ウィークエンドは、今年リリースしたアルバム「アフター・アワーズ」が大ヒットし、3週間にわたって全米アルバム・チャート(Billboard 200)の1位を獲得。シングル曲「ブラインディング・ライツ」のイントロに合わせて、エアロビクスを披露する「#BlindingLightsChallenge」が世界中で大盛り上がりとなり、他の収録曲も次々とヒットを飛ばした。

まさに今年を代表するアーティストの一人で、グラミー最有力候補と言われていたザ・ウィークエンドが、まさかの“ゼロ”ノミネーションとなったのだ。

これを受けザ・ウィークエンドは「グラミー賞は腐敗したままだ。グラミーはぼく、ぼくのファンたち、そして業界の透明性を説明する義務がある」と、グラミー賞を痛烈バッシングした。

いったいなぜ、ザ・ウィークエンドはノミネートされなかったのか。米TMZの情報によると、ザ・ウィークエンドが来年おこなう、スーパーボウルのハーフタイムショーのパフォーマンスと関係があるという。

TMZは、「ある情報筋によると、ザ・ウィークエンドのチームは、数週間に渡りスーパーボウルとグラミーと話し合い、双方は最終的にザ・ウィークエンドが両方でパフォーマンスをおこなうことができると合意に達したと言われていましたが、交渉が上手くいかなくなっていったという。情報筋によると、スーパーボウルを選んだザ・ウィークエンドはグラミーの責任者がこれに激怒したという疑惑が高まっています」と伝えているが、真相は謎のままである。

「第63回グラミー賞授賞式」は、2021年1月31日に開催。WOWOWは、2021年2月1日(*日本時間)に授賞式の模様を二カ国語版(同時通訳)で独占生中継する。同日夜には字幕版の放送も決定。

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