『スター・ウォーズ』で、ジェダイ・マスターになるためのある条件が明らかになった。なお、アナキンとルークはこの条件に該当しない。ジェダイ・オーダーは伝統的にジェダイ・コードによって統治されてきた。このコードは、実際にはジェダイのあらゆる行動について示された文書だ。
このジェダイ・オーダーは、これまでの偉大なジェダイたちの功績によって築かれてきた。グランドマスターのヨーダもその1人だ。900年以上の人生の中で、ジェダイ・コードにも大きな影響を与えている。
新三部作の舞台となった時代までに、ジェダイ・コードはジェダイたちに対してイニシエイト(訓練生)からグランドマスターまでの6つのランクを設定した。そして驚くべきことに、アナキン・スカイウォーカーとルーク・スカイ・ウォーカーはジェダイ・マスターのランクに該当しないのだという。
[PR]「The Star Wars Book」によると、ジェダイマスターは1人のパダワンをナイトまで育て上げた騎士でなければならないという。パダワン達が尊敬の念をこめて「マスター」と呼ぶにあたり、十分な経験と知識が必要となるためだろう。これは、これまでにパダワンをナイトまで育て上げた経験がないアナキンとルークにはマスターになる資格がないことを示す。
実はこれは、アナキンがダークサイドに堕ちる要因の1つとなったとされている。ジェダイ評議会は彼が感情のコントロールが未熟であり、パルパティーンの影響を強く受けていることからマスターの称号にはふさわしくないとし、アナキンはそれに反発していた。アナキンにはアソーカというパダワンがおり、ナイトへ昇格させる話も出ていたが、アソーカ自身がジェダイ評議会に不信感を抱き、ジェダイ聖堂から去っていった。
一方、ルークにマスターの称号を与えるかどうかの議論が起こっていたかについては明らかになっていない。しかし、ベン・ソロ含めそれ以降の彼のパダワンは誰もナイトになっていないことから、ジェダイ・コードにのっとって考えるとルークもマスターにはふさわしくないということになるだろう。