現地時間2月24日に開催される、第91回アカデミー賞授賞式にて、マーベル映画とバットマン、二大コミック原作映画の出演者が共演することが明らかになった。
今年のアカデミー賞授賞式は、ホストなしで開催予定だ。出席予定のセレブが持ち回りで進行を担当することが明らかにされており、現在はノミネートリストに続き、プレゼンターの名前が次々に発表されている段階だ。
今年の授賞式には、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品に出演するキャストが続々名を連ねていることで評判だが、2月19日、新たに「ブラックパンサー」より、ダナイ・グリラ(ドラマ「ウォーキング・デッド」)と、マイケル・B・ジョーダン(映画「クリード」シリーズ)が加わることが発表。同作は作品賞を含む7部門にノミネートを受け、ヒーロー映画として異例の受賞が期待されている。授賞式にはタイトルロールを演じたチャドウィック・ボーズマンもプレゼンターとして登壇する予定だ。
賞のプロデューサー、ドナ・ギグリオッティと、ディレクターのグレン・ワイスは、同時にマイケル・キートンの登壇を発表。彼はマーベルとはライバル関係にあたる、DCコミックス原作の映画「バットマン」シリーズで主演を張っていたことから、「バットマンとマーベルの共演」として話題だ。一方で最近は、トム・ホランド主演の「スパイダーマン」シリーズにも出演しているため、見方を買えればMCUキャストがさらに増えたとも考えられる。
このほかMCU作品からは、「アントマン」シリーズの主演ポール・ラッドの出演も確定。彼らに加え、ミシェル・ヨー(「クレイジー・リッチ!」)、ヘレン・ミレン(「クィーン」で受賞)、ジョン・ムラニー(コメディアン)、タイラー・ペリー(「バイス」)、ファレル・ウィリアムズ(ミュージシャン)、クリステン・リッター(ドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」)、エルシー・フィッシャー(「エイス・グレード」)、ブライアン・タイリー(「スパイダーマン:スパイダーバース」)の登壇が新たに発表されている。
ドナ・ギグリオッティとグレン・ワイスは、「彼ら素晴らしいアーティストやフィルムメイカーをショーに迎えることに、ワクワクしています」との共同声明を発表している。
すでに明らかになっている面々としては、クリス・エヴァンス(「キャプテン・アメリカ」シリーズ)、サミュエル・L・ジャクソン(「アベンジャーズ」シリーズ)、ブリー・ラーソン(「キャプテン・マーベル」)、テッサ・トンプソン(「マイティ・ソー バトルロイヤル」)らMCUのキャストたちや、映画「クレイジー・リッチ!」より、コンスタンス・ウー、オークワフィナらの登壇が決定されている。
また、慣例通りに昨年のアカデミー賞で主要部門を獲得したゲイリー・オールドマン(主演男優賞)、フランシス・マクドーマンド(主演女優賞)、サム・ロックウェル(助演男優賞)、アリソン・ジャネイ(助演女優賞)も参加する。
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