今年8月、がんのためこの世を去った『ブラックパンサー』で知られる人気俳優チャドウィック・ボーズマン(43)。多くのファンにとって、彼がいなくなったことを理解するのはまだ難しいことだ。そんな中、チャドウィックに敬意を払うため、マーベルスタジオとディズニープラスは、11月29日の彼の誕生日をお祝い。ファンに感動を与えてくれている。
11月29日、元ディズニーCEOのボブ・アイガー氏がツイッターを投稿。「すべてのブラックパンサーファンへ。ディズニープラスで今夜映画を見てください。私たちの心の近くにあり、常に親愛なる人への特別な賛辞のために」と綴った。
To all fans of #BlackPanther: watch the film on #DisneyPlus late tonight, for a special tribute to someone that was and will always be near and dear to our hearts.
— Robert Iger (@RobertIger) November 28, 2020
このサプライズにファンたちは大盛り上がり。その後、ディズニープラスでは映画の前にマーベルスタジオのイントロの特別バージョンが流れたのだ。コンセプトアートとチャドウィック、そして彼のキャラクター、ブラックパンサーの映像で満たされたそのオープニングは、とてもクールで感動的な仕上がりになっている。
Long live the King. #WakandaForever pic.twitter.com/FHiJDVQ3NS
— Marvel Studios (@MarvelStudios) November 29, 2020
このサプライズ動画にファンは感動!「涙が止まらない」「このロゴをお願いだから変えないで」など、さまざまな声が寄せられた。
チャドウィックがいなくなった今、『ブラックパンサー』続編についていまだ多くの疑問が投げかけられている。『ブラックパンサー』の続編プロジェクトは、2019年8月に発表されている。今年に撮影開始でチャドウィックも参加予定だったというが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により撮影延期となり、さらにはチャドウィックも亡くなってしまった。2022年に米公開予定とされている続編に、多くのファンはチャドウィックがCGIで復活し、出演するのでは?と予想していたようだが、プロデューサーは今のところそのウワサを否定している。また、ネットフリックス人気シリーズ「ナルコス(原題:Narcos)」で知られるメキシコの俳優、テノッチ・ウエルタが新キャストとして交渉中にあると新たに報道されている。