ハリウッドを代表する人気俳優のジョージ・クルーニー。彼は、自身の大ヒット作『オーシャンズ11』のキャストを集めるとなった時、ジュリア・ロバーツに出演してもらうため、20ドルを渡したと驚きのエピソードを明かした。
オーシャンズ11 予告編
『オーシャンズ11』は、フランク・シナトラがダニー・オーシャン役で主演した1960年の同名映画のリメイク版。2001年に公開され、大成功をおさめ、2004年には『オーシャンズ12』、2007年には『オーシャンズ13』が公開された。さらには、サンドラ・ブロックがダニー・オーシャンの妹デビー・オーシャン役で女性ばかりの『オーシャンズ8』も制作された。
そんな人気フランチャイズの第1作目となった『オーシャンズ11』で、ジュリア・ロバーツはロバート演じるダニーの別居中の元妻、テス・オーシャンを演じている。ダニーの犯罪人生に嫌気がさしたテスは、離婚を申請してラスベガスに移り住み、カジノ経営者のテリー・ベネディクト(アンディ・ガルシア)と交際をスタートさせるという役どころだ。
ジョージ・クルーニーはGQ誌の最新のインタビューで『オーシャンズ』シリーズについて語った。彼は、フランチャイズを撮影していて一番好きだったのは、ロバーツをはじめとする共演者たちとの関係だったと説明した。
GQの表紙を飾ったジョージ↓
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「ジュリアを覚えている。僕は彼女を知らなかったんだ。会ったこともなかったし、彼女は1本2000万ドルの映画を作ってたしね。僕はブラッド(ピット)と、マット(デイモン)に出演するように話して、ジュリアにも出演してもらいたいって思った。だから、脚本に20ドル札を挟んで、彼女に送ったんだ。『20ドルで撮影できるって聞いたんだ』ってね」とジョークを交えて、ジュリアに出演交渉したという。
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こうして、共演者となったジュリアとジョージ。ジュリアはジョージの誕生日をインスタグラムでお祝いするなど、交友が今でもあるようだ。GQ誌でジョージは、撮影が終わってから20年近く経った今でも、共演者たちと連絡を取り合っていると、微笑ましいエピソードも披露してくれている。