歌手のビリー・アイリッシュ（18）が、新アルバムを制作中であることを話した。
11/13(金)に新曲「Therefore I Am (ゆえに我あり)」をリリースしたビリーは今回、Apple Musicのインタビューに登場。次回のアルバムを制作したのは、今年の新型コロナウィルスによる自宅待機の時間の影響がかなり大きかったと話した。
彼女は「今年1年が多くの人にとっていかに最悪だったかっていうのを、私たちはずっと話してる。今年はツアーとか計画してたことをやれたらどれだけ良かったかって思うけど、これ（パンデミック）が無かったらこのアルバムは絶対に作ってなかった」と語る。彼女は今年に世界ツアーを行う予定であったが、3月に新型コロナウィルス感染拡大の影響を受け残りの公演を延期にした。
「Therefore I Am」アメリカン ・ミュージック・アワード
「まぁ何かしら作ってはいたかもしれないけど、まったく違ったものになっていただろうね」と語るビリー。「自宅待機についての曲を書いているわけじゃないけど、マインドが（コロナ前と）全く違ったものになってる。全てのことがそうなってるよね。バタフライ効果。“これを3年前にやっていなかったら、3年後にはこうなっていなかった”って感じ。そういうもの」と語った。バタフライ効果とは、とある状態に少しの変化を与えた場合、その変化がなかった場合とはその後の状態が大きく変わってしまうという現象のことだ。
また若くして音楽活動を始めたビリーにとって、自宅待機は貴重な時間でもあったという。「こんなに長いオフは人生ではじめて。特にこの仕事を始めた5年前から数えるとね。だから自宅待機は大きな恵みでもあり呪いでもあった。でも私たちが今作っているものを作れていることが本当に嬉しいんだ。みんなに聞いてもらうのが待ちきれない。世界に早く聞いて欲しい。未来に希望を持っているしワクワクしているよ」と、現在制作しているアルバムをファンへ早く届けたいと話した。
