「デスパレートな妻たち」で知られる女優のフェリシティ・ハフマン。彼女は昨年3月、自身の子供を名門大学に不正入学させる組織に対し「チャリティ金」を装い、賄賂(わいろ)を支払ったことがFBIの捜査により発覚し、逮捕されていた。そして今年10月に社会奉仕活動、監督つき釈放を含む刑期を全て完了。そんなフェリシティは、演技の仕事を早速ゲットしたようだ。
Deadlineが報じたところによると、フェリシティはABCのコメディ作品(タイトル未定)に出演するため契約したという。このプロジェクトでフェリシティは『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』で知られるザック・ゴッツァーゲンと共演する。物語は、マイナーリーグのプロ野球チーム「サクラメント・リバーキャッツ (Sacramento River Cats) 」のオーナーであるスーザン・サベージの人生にインスパイアされているという。2009年11月に夫のアート・サベージが亡くなった後、突如リバーキャッツのオーナーになったスーザンをフェリシティが演じる。
ゴッツァーゲンはダウン症の息子を演じる予定で、彼自身が野球ファンであるとDeadlineは報じている。ちなみに「サクラメント・リバーキャッツ」は昨年、トリプルAの全米選手権で優勝している。
フェリシティ・ハフマンは2004年にスタートした『デスパレートな妻たち』の主要キャストで主婦のリネット役で出演し、一躍有名に。翌年のエミー賞では、主演女優賞を受賞。さらに2005年には、『トランスアメリカ』でゴールデン・グローブ賞主演女優賞など数々の賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされた実力派女優でもある。彼女の服役後初の作品は一体どのようなものに仕上がるのだろうか。今後の報道にも期待が高まる。
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