映画『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』にて、ルーク・スカイウォーカーがダース・ベーダーに立ち向かった際、オビ=ワン・ケノービはルークこそがこの銀河における最後の希望だと語った。しかし、ジェダイ・マスターのヨーダはさらに強力で、銀河を救える力を持つものが「もう1人いる」と明かしている。
数十年にわたり、ファンたちはその人物がルークの妹であり、強力なフォースの使い手であるレイアではないかと推測してきた。しかし最近、ヨーダが示す「最後の希望」は別の人物であり、ドラマ「マンダロリアン」のシーズン2で明らかにされるのではないかという説がささやかれている。
掲示板サイトRedditorのあるユーザーは、ヨーダが示しているのはレイアではないとした上で、その人物はアソーカ・タノなのではないかと仮説を立てている。アソーカは『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』の中でアナキンのパダワンとして修行を受けた元ジェダイだ。修行は完全に終了したわけではなかったが、彼女もフォースの使い手であり、リーダーとしての能力も高かった。シリーズのクライマックスではダース・モールを倒したほどだ。
なお、『クローン・ウォーズ』の時代背景は旧三部作より前とされているが、旧三部作の三作目『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の5年後を時代設定としている「マンダロリアン」でもまだ生きていることが確認されている。この2つの作品内でヨーダの秘密兵器がアソーカであるというヒントはどこにもなかった。
[PR]ここから考えると、ベビーヨーダのほうが「最後の希望」にふさわしのではないだろうか。「マンダロリアン」では話が進むにつれてすこしずつベビーヨーダの秘密が明らかになっているが、彼の生い立ちや、ヨーダとつながりがあるのかどうかなどはわかっていない。もしヨーダがベビーヨーダのことを幼いころから知っていたとすると、彼をルークやレイアが皇帝パルパティーンを失脚させられなかった場合の次のヒーローとして見ていた可能性もあるのだ。